塗装の「タレ」は作業者のせい?環境と粘度が引き起こす罠
スプレーガンの動かし方だけでは解決しないタレ不良。気温とシンナー希釈率の密接な関係に迫る。
【発生原因】垂直面や複雑な形状の部品に多く見られる「タレ(ダレ)」不良。 現場の生産管理者は、作業者のスプレーガンの運行スピードが遅い、または塗布量が多すぎるといった「個人の技量」を原因として責めがちです。 【真相】タレの発生原因の半数以上は、作業者の腕ではなく「塗料の粘度」と「作業環境の温度」の不一致にあります。 特に季節の変わり目において、気温が下がっているのに夏場と同じ希釈率(シンナー過多)で塗装を行うと、塗料がシャバシャバになり、たちまち流れ落ちてしまいます。 【改善策】気温に応じたシンナーの選択(速乾・遅乾)と、専用の粘度カップを用いた厳密な秒数管理をルール化することが重要です。 季節ごとの適正粘度と希釈率をまとめた早見表は、こちらのリンクからダウンロードして現場に掲示してください。 【まとめ】塗装のタレは個人の技量に依存するのではなく、気温変化に合わせた塗料の粘度管理を数値化することで撲滅できます。 永和工芸株式会社は、徹底した塗料管理により、複雑な形状の部品でも均一な美しい仕上がりを実現します。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談