【技術資料】食品微生物検査に好適な水の選択
ISO 11133 食品微生物検査用培地調整に推奨される水質を解説。
正確な結果を確実にし、偽陽性または偽陰性を防ぎ、汚染を防ぐために、液体培地や固体培地を調製するときに、水を含む試薬は注意深く選択する必要があります。 水道水には、バクテリアの成長に影響を与えたり、調製した培地にエラーを引き起こす可能性のある様々な不純物が含まれている可能性があります。水は培地の主要な成分であるため、水からのこれらの汚染物質の除去は、培地調製にとって非常に重要です。 培地調製に推奨される水質は、 ISO11133:2014(“Microbiology of food, animal feed and water — Preparation, production, storage and performance testing of culture media”) に詳しく記載されています。 また、ANNEX Hには培地のトラブルシューティングについて記載されており、誤ったpH、色異常、沈殿物の形成や培養阻害の原因に、不適切な水質の純水の使用があげられています。 本技術資料は、ISO11133の規格と、その基準を満たすメルクの純水製造装置について解説しています。
- 企業:メルク株式会社ライフサイエンス(シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社)
- 価格:応相談