表面硬化熱処理法『浸窒焼入れ』
薄物でも歪まずカタく仕上げる熱処理技術!短納期にも対応
鋼に窒素のみを浸入・拡散し、オーステナイト状態から焼入を行う新しい表面硬化熱処理法です。 窒素を浸入させ焼入を行うことにより、安価なSPCC材でも850HV程度の表面 硬度が得られ、内部に窒素が拡散している範囲で硬度を上昇させることが可能 です。 ひずみ量は浸炭窒化焼入の約半分で、ガス軟窒化よりわずかに大きいのみで、 摩擦係数・焼付け面圧は浸炭窒化焼入、ガス軟窒化とほぼ同等、磨耗量は浸炭 窒化焼入材の1/2、ガス軟窒化材の1/3と良好です。 【特長】 ■処理後の試料の表面粗さが良好 ■処理に必要な時間はガス軟窒化の1/3~1/4程度と大幅な短縮が可能 ■浸炭と同程度の焼戻し軟化抵抗を有す ■浸炭窒化の約半分のひずみ量 ■摩擦・磨耗特性についても優位性を実証 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:アイテック株式会社
- 価格:応相談