塩素要求量計 CD-12MF型
フィード・バック方式からフィード・フォワード方式の確立へ
水源の水質は、複雑汚染化の傾向をみせ、浄水処理においての塩素処理・管理に対し、高度化・厳密化が求められています。 従来のように塩素注入後に適正値を求めるフィード・バック方式では、保健的、経済的に問題がありました。このため事前に原水の塩素消費量をキャッチし、処理するフィード・フォワード方式の確立が望まれます。 サンプリングから測定まで、全自動で原水中のアンモニア性窒素、鉄、マンガン、有機物などすべての物質の塩素要求量を短時間に、連続的に、全自動測定します。モニターとして監視用に、また塩素注入機との組合せにより、自動比例注入システムとして適確な塩素注入コントロールに利用できます。 【CD-12MF型の特長】 ・残塩検出用の回転白金電極を改良 ・高濁度試料でもろ過による前処理が不要 ・原水の塩素要求量を連続測定 ・急激な原水水質の変化にも追随 ・画面サイズを拡張、視認性を向上 ・タッチパネルにより操作も簡単 ・USB機能搭載
- 企業:セントラル科学株式会社
- 価格:応相談