多剤耐性アシネトバクター MDRA
鑑別が容易です。
多剤耐性アシネトバクター(MDRA)は、アミノグリコシド系、カルバペネム系、フルオロキノロン系の3系統の薬剤に対して耐性を示すものと定義され、5類感染症として、届出が必要となっています。届出は、感染症が疑われ本来無菌的材料(髄液や胸水など)から検出された場合や、喀痰、膿汁などから分離され、感染症の起因菌と判定された場合、死亡事例が認められた場合です。 本菌による感染症では治療が難渋化します。院内感染対策も厳重に講じなければなりません。そのためにもMDRAスクリーニング培地の要求は高いと考えております。「クロモアガーMDRAスクリーン培地」はMDRAが特徴的に"赤色"コロニーを形成することで簡便かつ選択的にスクリーニングでる酵素基質培地です。その他の微生物は、発育が阻止されるか、他の色調のコロニーを形成するため鑑別が容易です。
- 企業:関東化学株式会社 バイオケミカル部
- 価格:応相談