シキミ酸(Shikimic Acid) 植物由来API原料
インフルエンザ治療薬の原料として注目される、天然由来の芳香族化合物。医薬品、化粧品分野での幅広い応用が可能なAPI原料。
シキミ酸(Shikimic Acid)は、芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)の生合成に関与する天然の有機化合物であり、植物の代謝経路において重要な中間体として知られています。特に、インフルエンザ治療薬「オセルタミビル(商品名:タミフル)」の合成原料として世界的に注目されています。 当社が提供するシキミ酸は、主に八角(Illicium verum)やその他の植物源から抽出・精製された高純度製品であり、安定供給と高品質を両立したAPIグレードです。 水に溶けやすく、化学合成や製剤用途に最適。医薬品分野はもちろん、近年では抗酸化や抗炎症作用を期待して化粧品・スキンケア製品への応用も広がりつつあります。