サビにも種類がある!?赤錆・黒錆・白錆・青錆・緑錆・黄錆・茶錆
サビが「赤錆」「黒錆」「白錆」「青錆」「緑錆」「黄錆」「茶錆」と7種類もあるのをご存じですか?
『赤錆』 化学式:Fe₂O₃、Cu₂O 対象金属:鉄、鋼、銅、銅合金 私たちが普段目にする機会が多いのがこの「赤錆」です。 赤錆が発生するためには空気と水分が必要であり、鉄から電子を奪う「イオン化」によって腐食が始まります。 空気・水分と接触する限り赤錆(Fe₂O₃)は内部へと浸食し、最終的には金属をボロボロにします。 しかし銅に発生する赤錆(Cu₂O)は水・海水などからある程度の腐食を防ぐ能力があるので、船底塗料の原料としても使用される事もあります。 『黒錆』 化学式:Fe₃O₄、Ag₂S 対象金属:鉄、銀 鉄製フライパン、鋳鉄製スキレットなどによく見られるのがこの「黒錆」です。 対象金属を高温で熱する事により生成され、水と関わらないので「乾食」と呼ばれます。 黒錆(Fe₃O₄)は内部への浸食はないため、逆に黒錆で覆うことによって赤錆を抑制できます。 食器やアクセサリーなどの銀に発生する黒錆(Ag₂S)は、皮膚や髪の毛などに含まれている硫黄成分が銀に結びつく「硫化反応」によって起こります。 この黒錆も内部への浸食するものではありません。 基本情報へ続く↓
- 企業:原田鉄工株式会社
- 価格:応相談