複数の金型に対応した射出成形機向け「可変ピッチ取り出しハンド“SPH(仮称)”」を開発
ビー・エル・オートテック株式会社
当社は、このたび、複数の金型に対応した汎用性の高い射出成形機向け「可変ピッチ取り出しハンド“SPH(Slide Pitch Hand)(仮称)”」を開発しました。本開発では、プラスチック製品の製造時に射出成形機に取り付けた金型から製品を取り出す工程で使用される「取り出しロボット」に設置する治具にピッチ可変機構と回転ズレ補正機構を装備させることにより、1台で数種類の金型から製品を取り出すことに成功しました。
本製品は、多品種変量生産への対応や、製造コスト低減、金型調整時間の短縮が可能となり、設備コストの低減と生産性の向上に貢献できます。2011年4月より限定販売(100台)を開始し、幅広いお客様に使っていただける仕様に仕上げた後、一般販売します。
■ 可変ピッチ取り出しハンドの主な特長
①1台の取り出しハンドでピッチの異なる数種類の金型から製品を取出せ、調整も容易②金型設置時の回転ズレを、金型を動かすことなく補正できる③任意の吸着パッドや開閉機能を持ったグリップ製品、各種センサ類などを取り付け可能④取り出しロボットメーカー毎に異なる取り付けプレートに接続可能⑤単純構造により、薄型・軽量化を実現
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2011年2月21日に行った、プレスリリース詳細です。