新素材カーボン-アルミACM-aを当社の製造現場でも役立っています。

当社では新素材カーボン-アルミACM-aを現場で役立てています。
当社は溶湯鍛造技術で溶かしたアルミ合金(700℃くらい)を金型に流し込み高い圧力を加えて鋳造をしています。凝固した鋳物を金型から外した後も金型の温度は高いままです。
1日に同じ型で何ショットも鋳造するには、毎回金型を設定温度まで下げる必要があります。
水をかけるなど急冷すると、金型が傷み金型の寿命に影響しますので、
通常作業において、この金型を冷ますために現場でACM-aの塊を使っています。
例えば、高温の金型にACM-aの塊をのせるだけで 金型の温度を10分で100度下げられます。
自然冷却(ACM-a無し)だと30分くらいかかってしまいます。
現場の様子を動画で撮ったのでご覧ください。
https://youtu.be/LA4c9OdWgl0
※動画の中のACM-aの塊はこの金型を冷ますために専用に作ったものではないので、金型と比べて小さな塊ですが、もっと大きなものを使えば冷ます時間が短縮できます。


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