日本経済新聞にハイテン鋼板成型用 表面処理被膜「KS-G」が掲載されました
日本高周波鋼業株式会社
【掲載内容】
神戸製鋼所子会社の日本高周波鋼業は自動車用鋼板向け金型の耐久性を従来より4~5倍高める表面処理技術を開発した。自動車用鋼板は車体軽量化のために高強度化が進んでいるが、金型へのダメージ拡大が課題となっていた。新技術は鋼板成型時の金型への衝撃を和らげるため、自動車会社などは金型交換の手間を減らせ、生産効率を高めることができる。
トヨタ自動車と日野自動車などが採用を決めた。トヨタは足回り部品の加工に使っているという。
金型表面にチタン系やクロム系の材料で10マイクロメートルの膜を形成する。膜材料の配合を見直すことで金型と鋼板がこすれて発生する熱や衝撃への耐久性を高めた。成膜時の過熱温度も一般的な手法よりも500度以上低い450度とし、高温による金型のひずみも抑えられるという。
【KS-Gの特長】
○高い耐面圧性
→優れた耐面性を持ち、高面圧下でも壊れない
○耐摩耗性
→苛酷なプレス成形時にも磨耗しない
○耐熱性
→高温時でも被膜の性能劣化がない
○寸法特性
○780MPa級を越えるハイテン材でも従来どおりのプレスが可能
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