超音波のダイナミック制御システム開発に関する技術資料

超音波の安定したコントロールには、洗浄液の安定した均一な状態が必要である。
特に、洗浄液の溶存気体が均一な濃度で洗浄水槽内に分布をした状態では、
超音波が水槽全体に均一に広がり、超音波(音圧、周波数、変化)の制御が
目的に合わせて実現出来る。
しかし、超音波・ファインバブルの洗浄現象には、洗浄対象物を含め、
超音波振動子・水槽・治具・・・沢山の条件
(サイズ、材質、構造、製造方法、設置方法・・)があり、
それぞれの影響が複雑に関連している。
(例:キャビテーション・音響流が、溶存気体濃度の分布を変化させている)
その中で、最も重要な事項が、非線形現象としての音響流の変化である。
超音波を測定・解析(自己相関・バイスペクトル)・評価することで、
超音波の分類に基づいた、超音波(キャビテーション・音響流)の
ダイナミック制御を実現するための各種技術を開発した。


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