超音波の伝搬現象について
超音波システム研究所
ーー測定解析結果に基づいた超音波制御により目的の伝搬状態を実現する技術ーー
超音波システム研究所は、
オリジナル超音波実験(発振制御に対応する対象物の超音波伝搬状態の測定解析)により、
以下の事項を確認し、様々な応用・コンサルティングに利用しています。
1) 伝搬する音圧レベルは、対象の共振状態が主要因である
(共振現象は、対象の固有振動数の影響が大きいので、強度が重要になる)
2) 伝搬する周波数は、対象の表面状態と端部が主要因である
(小さなバリ、キズ・・により高い周波数(高調波)の発生が起きるが
低周波の共振現象で高調波は減衰する)
3) 最も重要な事項は、
対象の構造と超音波素子の接触状態による、
伝搬する超音波のダイナミックな変化である
(単純な構造による単純な接触状態では共振現象による振動モードの変化が発生し、
複雑な構造による点接触の状態では、非線形現象による高調波の変化が発生する。
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