配筋検査ARシステム「BAIAS」 国土交通省実施要領の基準値適合を床版工事でも確認

当社は2025年1月16日に、配筋検査ARシステム「BAIAS」に設計勾配を入力し
計測時に反映させる機能を追加し、提供を開始しました。
ならびに本機能の実装に伴い、現場実証により、国土交通省実施要領に規定される
床版工の「実測値に対する許容誤差±5mm(個々の鉄筋間隔での比較値)」 への
適合を確認したことをお知らせいたします。
2023年7月に国土交通省が策定した「デジタルデータを活用した鉄筋出来形計測の
実施要領(案)」では、床版工において許容誤差±5mmが求められ、高い計測性能が
必要とされています。
床版では縦横断方向に勾配を設けることも多く、このような場合に配筋へ計測面を
合わせることが難しいことから、「BAIAS」では、あらかじめ勾配の設計値を入力し
計測面に反映する機能を追加しました。
あわせて現場実証試験を村本建設株式会社で実施し、「BAIAS」のARマーカー計測モードが
許容誤差±5mmを満足することを確認しました。
今後も「BAIAS」は、現場の生産性向上に向けて機能アップデートを推進していきます。


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