抗体医薬品製造プロセス精製工程向けに分離膜デバイスを新開発

大塚化学株式会社はこのほど、東洋紡株式会社とのアライアンス契約に基づく
取り組みの成果として、抗体医薬品製造プロセスにおける精製工程向けの
分離膜デバイスを新たに共同開発しました。
従来のカラムクロマト方式に替えて、この分離膜デバイスを採用することで
精製に掛かる作業工程数を4分の1に削減可能、生産性の向上に貢献します。
4月末より、医薬品メーカーや研究機関等向けにサンプル提供を開始しています。
抗体医薬品とは、特定の抗原に結合する性質の抗体を利用した医薬品です。
病気の原因となる細胞や分子にある抗原を目印としてピンポイントで
攻撃するよう設計できるなど、高い治療効果や副作用の軽減が期待されており、
2030年まで年率約15%で市場の拡大が見込まれています。

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