株式会社ミクニとフューチャーアーティザン株式会社が脱炭素社会の実現に向けて、「製品のCO₂ラベリング」の検証を開始

自動車産業は、部品一つひとつの製造過程において多くのエネルギーを消費し、全体として大きなCO₂排出源の一つとされています。特に、自動車部品の製造工程-鋳造、機械加工、熱処理、組立といった各プロセスにおける環境負荷は、車両全体のカーボンフットプリントに大きく影響を及ぼします。
こうした状況に加え、国際的な動向として特に欧州では、炭素国境調整メカニズム(CBAM)※1や企業持続可能性報告指令(CSRD)※2などにより、サプライチェーン全体でのCO₂排出量の「見える化」が法規制上、不可欠な要件となりつつあります。この動きは欧州に留まらず、既に日本企業に対しても同様の要請が始まっており、今後も増加することが予想されます。
このような状況を踏まえ、ミクニとフューチャーアーティザンは共同で、製造工程におけるCO₂排出量の算出と表示を開始し、環境負荷の「見える化」を進めています。

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