熱膨張ゼロ合金『LEX-ZERO』で3Dプリンターを用いた『3D積層造形』に成功

1.新技術
熱膨張ゼロ合金『LEX-ZERO』を使用した、3Dプリンターによる積層造形に成功しました。
今後、本格的な販売開始に向けて開発を進めてまいります。
2.機能及び特徴
合金素材の3D造形が可能となったことにより、
・複雑な内部構造の造形が可能
・薄肉・軽量化
・製品開発サイクルの短縮
・鋳型模型不要
等の実現が可能となりました。
3.開発背景及び用途
現在、先端産業を始めとする各種産業においては、装置・機器類に対する高精度化要求が急速に高まっており、弊社製品『LEX-series』は、材料の熱変形に起因する精度誤差を解消することができることから、これら分野において多くの実績があります。
しかしながら、鋳物では「形状制限」、「短納期化」等の問題が出る場合がありました。
今回、この『LEX-ZERO』の3D造形が可能になったことにより、上記問題へ対応が可能となります。
今後は、各種分野の構造部材・部品として幅広い利用が見込まれます。


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