[ユーザ事例] スポーツシューズ設計へのFemap with NX Nastranの適用

株式会社アシックス スポーツ工学研究所 機能研究部様 事例
シューズに必要な安定性を向上させるためには、シューズの踵部に挿入されているヒールカウンターの高剛性が必要となります。
一方、シューズには軽量性も必要となり、これらを両立するためのヒールカウンターの設計を行いました。
【背景】
シューズに必要な安定性を向上させるためには、シューズの踵部に挿入されているヒールカウンターの高剛性が必要となります。
【解決策】
実走行時の踵部の変形状態を再現しうる境界条件をFemap with NX Nastran を用いて導きだしました。
さらに、この境界条件下におけるヒールカウンターのトポロジーの最適化を行いました。
【シューズに求められる機能(抜粋)】
■屈曲性(足に沿って曲がるか)
■クッション性(衝撃を吸収してくれるか)
■安定性(足の関節に負担がかかり過ぎないか)
■通気性(足が蒸れないか)
■軽量性(余分な負担がかからないか)
シューズの開発では、これらの要求機能をバランスよく設計することが重要です。

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