【導入事例】羽根のない遠心撹拌機C-MIX(シーミックス)ペプチド固相合成法(SPPS)への適用
株式会社アクアテックス
純度30%向上、副生成物を抑制、ペプチド固相合成における撹拌の諸問題を解決しました。
一般的なペプチド固相合成(SPPS)は、メカニカルスターラーや振とう機、窒素バブリングによる撹拌、マイクロウェーブ照射下でのカップリング反応と脱保護反応が行われています。
しかし、これらの方法は、樹脂の損傷および破壊、撹拌効率の低下が起こったり、高額な特殊装置が必要となったりと、短鎖ペプチドや比較的小スケールの合成に制限されることが多いです。
浜理薬品工業では羽根のない遠心撹拌装置C-MIXをSPPSに適用することで、長鎖ペプチドを安価で高純度かつ大量合成ができる新規なペプチド固相合成法を見出しました。
さらに、反応容器にジャケット付きのグラスフィルターを使用することで、樹脂と反応液や洗浄液等液体との分離操作が簡便かつ迅速に実施でき、ペプチド固相合成の操作効率が向上しました。
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