4K画像歪補正(Warping)/エッジブレンディングLSI IP00C382を開発

4KプロジェクターやレーザーTV等では、台形補正やたる型ひずみ補正等の画像歪補正機能が不可欠であり、従来弊社ではこの機能を1チップで実現可能なLSI『IP00C381』を市場投入してまいりましたが、今回、拡大が続く当該市場向けによりコスト競争力がある新製品『IP00C382』を開発致しました。
IP00C382は、最高666M画素/秒の高速画像処理を実現し、画像歪補正とエッジブレンディング処理をリアルタイムに行うLSIです。
最大画像サイズは4K(4096x2400)で、WQXGA(2560x1600)120Hzなどの画像も処理できます。台形補正や、たる型ひずみ補正など定式化された画像変形は、内蔵のワープテーブル生成エンジンを使用することにより、外部CPUに負荷をかけることなく高速にワープテーブルを生成することが可能になります。エッジブレンド機能では、ホワイトピーキング機能もあり、より高品位な製品化が実現できます。
また、外付けメモリの個数を削減し、パッケージサイズも小型化することにより、基板面積の削減を可能に致しました。


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