高性能カーボンナノチューブを用いた「電子部品製造工程用制電シート」の製品化について
株式会社大阪ソーダ 事業開発本部
当社は、医療用キャビネット、カート製造および樹脂成形加工メーカーの
サカセ化学工業株式会社と当社の高性能カーボンナノチューブ分散液を
用いた新規粘着素材を共同開発し、「電子部品製造工程用制電シート」
として製品化しました。
当製品は、光の上下透過、搭載物の裏面検知を可能とし、多彩な画像認識・
検知方法に対応できるため、特に電子・精密部品の検査工程の自動化や
受け入れ時間の短縮に貢献します。
今後、当社はCNTの合成から分散液までの一貫したモノづくりを推進し、
付加価値の高い用途に特化した市場開拓を進めるとともに、AIやIoT、5Gの
普及にともなう半導体をはじめとする電子部品および周辺素材の高性能化、
軽量化などの要求に対応した素材開発に注力してまいります。
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