光造形3Dプリンタで作った樹脂製入れ子での成形実験に成功

光造形3Dプリンタ生産・運用のプロフェッショナルである株式会社Bfull(代表:前田直人 所在地:愛知県一宮市)は、光造形3Dプリンタで製造した樹脂製入れ子の開発に成功しました。本技術は自社製品の製造や試作製造、小ロット受託生産サービスなどで2022年を目処に活用予定です。
本技術は、射出成形時に利用する既存のモールドベースを活用して、入れ子(入れ駒)を3Dプリンタで製造する技術です。既存のモールドベースサイズに準じた型を3Dプリンタで製作することで、従来の金型やアルミ型に掛かった費用を低減し、最終製品と同様の素材(ポリプロピレン、ABSなど)での成形が可能になります。形状確認以外の用途や量産用の金型製造前の最終確認の際に活用いただけます。Bfullでは、自動車部品から日用品まで、幅広い製造業でご利用いただけるように、サイズの大型化や、より複雑な形状、様々な素材で出力できる3Dプリンタ製の樹脂入れ子の開発を継続します。


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樹脂製入れ子の実験情報です。製造時の動画も公開しています。