昭和電工、AI予測システムに機械学習オペレーションを導入し材料開発の迅速化を実現

東京, 2022年4月21日 - (JCN Newswire) - 昭和電工は、人工知能(以下、AI)を用いた材料開発において、機械学習モデルを効率的に運用する仕組み、MLOps(*)(機械学習オペレーション)を他社に先行して構築し、活用を開始しました。機械学習モデルにより、材料の配合や製法などから材料特性の予測が可能で、今回、この機械学習モデルを開発するコンピュータへの最新データの入力とデータ加工について自動化などを行いました。
これにより、機械学習モデルの開発からシステムの運用までの一連の流れに要する時間を従来の1カ月当たり5日から1日に短縮することが可能となり、また常に最新のデータを基に材料の特性予測を行えることで、材料開発の迅速化を実現しました。
当社は材料の配合探索などにおいて、機械学習モデルを用いて材料特性の予測や最適な特性を持つ材料の設計条件の提案などを行うAIシステム(以下、AI予測システム)を活用しております。
