GFANZ、ネットゼロ移行計画にかかるガイダンスを発表 パブリック・コメント募集で計画策定を加速化
JCN株式会社
【2022年6月15日】温暖化ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標達成に向けたトランジションの加速化を目指すグローバル金融機関の実務家連合であるグラスゴー金融同盟(英語名Glasgow Financial Alliance for Net Zero、略称GFANZ」は本日、金融セクターにおける脱酸素移行計画(NZTP)草案についてパブリック・コメントを募集することを発表しました。
こうした共通の枠組みを持つことで、地球の気温上昇を1.5度に抑えるために世界の金融機関が行動を起こし、ステークホルダーが信頼性を評価し、クリーンエネルギーおよびトランジション関連ファイナンス活用の取り組みの規模を広げ、加速化させることを目指します。
今回のネットゼロ移行計画は関係者の皆様の行動を促すことを意図しており、コミットメントを運用に落とし込み、信頼性を高めます。GFANZは、各組織のビジネス活動が地球規模でのネットゼロを達成し、実際の経済活動による温室効果ガス排出削減を実現するための道筋と整合性を持つように、ネットゼロ移行計画を一連の目標、アクション、説明責任といった枠組みを用いて定義します。