優れた殺藻効果を持つ「銀イオン」を利用した、工業用水の殺藻装置です。
優れた殺藻効果を持つ「銀イオン」を利用した、工業用水の殺藻装置です。高い殺藻性と安全性から、特に人との距離が近い鑑賞池や噴水などの水景施設で多く利用されています。 銅イオン殺藻の一番の特徴は水中における殺藻効果の残留持続性です。例えば、水の給水口から回収口までの距離が長くても、途中に滝があっても銅イオンは揮発したりしませんので、水景のすみずみまできちんと殺藻できます。もちろん、食品添加物でもある銅は安全性も高く、人が触れても舐めてしまっても問題ございません。 銅イオンは殺藻効果だけでなく、制菌作用もありますので、水処理の衛生的な観点からもご利用いただけます。また、近年では、ISO対策の一端として、クーリングタワーなどの工業用水を薬品ではなく銅イオンで殺藻する取り組みも増えています。 銅イオンは過剰な高濃度使用により、緑青の析出などが起こりますので、水質分析およびコントローラー制御により、施設ごとの取扱方法を都度ご設定させていただきます。
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基本情報
日本イオンは、銅イオン殺藻技術で、塩素系薬剤による単独殺菌よりも衛生的で安心できるプール水を実現するお手伝いをいたします。 池やプールに発生する藻は、美観を損ねるだけでなく、臭気の発生源となったり、循環系の効率を悪化させ機器を損傷させる原因となることもある厄介な問題です。 とくに公衆遊泳プールの場合は、残留塩素の濃度を保つことにより、殺菌と殺藻の対処をするのが基本となっていますが、実際の管理は容易なことではないようです。 安定的ではない残留塩素濃度の管理として、目安濃度は1ppmとされています。1ppmより高い濃度だと「遊泳者にとって不快な塩素臭」や「高すぎる酸化能力による肌荒れ」などが問題になってきます。逆に低い濃度だと殺菌・殺藻能力が追いつかなくなってしまいます。 銅イオン・銀イオンは塩素剤と併用できます。そのため、塩素剤だけでは難しい殺菌殺藻効果を補ったり、塩素剤の使用量を減らすことが可能です。もちろん、銅イオン単独であっても十分な殺菌・殺藻効果を持ち合わせておりますが、当社では順法精神に基づき、条例に基づいた範囲でお使いいただくようお願いしております。
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
池、噴水、クーリングタワー(冷却塔)、工業用水の殺藻対策
企業情報
地球の表面の約70%をおおっている水。 安全で美しい水が、すべての生命を維持し、地球の環境を守っています。 日本イオン株式会社は、1954年日本で初めて銀イオンの抗菌効果に注目して、人と地球にやさしい銀イオン殺菌装置を発売しました。 以来、さまざまな金属イオンの応用機器を研究開発し、日本で唯一の専業メーカーとして、皆様の生活環境の改善に貢献できる技術を他社に先駆けて商品化しています。 また、これらの豊富な経験をもとに、銀イオン・銅イオンの活用をお考えの企業様へ、商品化ソリューションの提供もおこなっています。 永年つちかってきたノウハウと業界トップの実績、たゆむことのないパイオニア精神をもとに、地球にやさしく、人と環境を守る技術を私たちはご提供していきます。