デジタルTVチューナのBER(BIT ERROR RATE)計測を実現するBER測定器。
本装置は、“電気通信技術審議会諮問第74号「ディジタル放送方式に係わる技術的条件」のうち11.7GHzを 超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星ディジタル放送方式の技術的条件”に対応したBSデジタル 伝送路における誤り率測定器です。 当社DTV信号発生器(3532B-002)と組み合わせることによりBSデジタルの階層変調方式に対応した誤 り率測定が可能です。 またTS入出力インターフェースを内蔵しているのでTS信号から誤り率を計測することが可能です。 BSデジタルだけでなく各種デジタル変調器と組み合わせることにより誤り率測定が可能です。 またPRBSや固定パターンによる汎用的な誤り率測定も可能です。 操作と計測した誤り率の表示などはGPIBにより外部に接続したホストコンピュータで行います。 Windows2000ベースのGUI (Graphical User Interface)により繁雑な機能設定を簡潔にできるように配慮しています。
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基本情報
■ 特長 ・BSシステム、TSシステム、TESTシステムの3種類の計測モードがあります。 ・BSデジタルシステムに特化した伝送エラーレートの計測ができます。 ・BS伝送フレームデータを8スーパーフレームまで設定できます。 ・シームレス切り替え時のエラーレートを計測できます。(BSシステムの時のみ使用可能) ・主信号に対して2つの計測範囲のエラーレートを同時に計測できます。(BSシステムの時のみ使用可能) ・各々の計測について測定時間(GATING)の設定が可能です。(BSシステムの時のみ使用可能) ・TSシステムの時はTSデータのペイロード部としてPRBSを出力します。 ・テストシステムの時はPRBSまたは固定パターンデータを出力します。 ・当社の以下の製品と組み合わせができます。 DTV信号発生器(3532B-002) マルチシステム信号発生器(3535A/3513B) 中国DTV信号発生器(3530A)
価格帯
納期
用途/実績例
デジタルTVチューナのBER(BIT ERROR RATE)計測を実現するBER測定器。
企業情報
創業48年を迎える、社員80%がエンジニアである開発型技術者集団企業であり、開発・設計、生産、販売(海外は代理店)まで全て当社独自で行っています。 直系のエレナ電子株式会社は電磁波関連の測定機器の製作販売に携わり、又、傘下の株式会社光陽測器製作所は組立・配線に特化して、その専門性を生かしております。 デジタル革命のもと放送と通信の垣根をこえて、その業務用の伝送機器やAV機器の開発・試験用信号・計測機器、並びに工場生産用集中信号機器の専門会社です。 創業以来培われた高周波、アナログとデジタル技術を時代に先駆けて研鑽し、衛星放送や 地上波放送、移動体通信、光通信やCATVに関係する、国内のみならず全世界30カ国以上の放送・通信分野で当社商品は活躍しています。 全世界のTV放送デジタル化にくまなく対応し、TV試験信号発生器・計測器、フィールド再現テスト装置を開発生産しているのみならず、近年ではエリアワンセグ関連機器、館内/自主放送・デジタルサイネージ関連機器も開発生産しています。 今後は当社の培った技術力を利用して様々な分野に付加価値の高い商品を投入する所存です。