高機能膜 ICF フッ素をドーピングし、膜に水を弾く撥水性を付与
フッ素(F)ドーピングとコーティング条件の工夫により、DLC膜に水を弾くテフロンのような撥水性を持たせました。超硬合金と同等な硬度(1000HV)で、摩擦係数が低い(0.04~0.17)撥水性ICFの処理が可能になりました。これにより、金型汚れを防ぎ、生産性の向上に寄与します。また、膜が深い黒色であるため、画像認識用ステージやガイドに反射防止膜としても利用されています。詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特長】 ○DLCから進化した高機能膜、水を弾く撥水性 ○超硬合金と同等な硬度で、摩擦係数が低い撥水性ICFの処理が可能 ○金型汚れを防ぎ生産性の向上に寄与 ○膜が深い黒色で、画像認識用ステージやガイドに反射防止膜としても利用 【仕様】 ○フッ素含有率:30 at% ○撥水角:90° ○硬度:1,000~1,200HV ○摩擦係数:0.04~0.17 ○膜厚:1μm(0.1μmの超薄膜も対応可) ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
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用途/実績例
【用途】 ○金型への粉・汚れ付着防止(撥水性) ○部品への光反射防止(黒色) ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
企業情報
私共は平成元年に「プラズマ」と「真空」の技術に夢を追いかけナノテック株式会社を設立致しました。現在これらの技術を用いて、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)を始めとしたコーティング技術の開発を行っております。DLCコーティング技術の多くはドリル、金型、機械部品などへ応用され、産業の「縁の下の力持ち」的な技術とも言えます。日本が「技術立国」として成り立っているのは、このような表面には出ない素晴らしいテクノロジーが存在し、高性能、高品質の製品が生み出されるからと考えます。ナノテックがお客様のニーズに長期間に渡り応えていくためには社内制度の充実がカギであり、ここで働く人たちの発想や行動こそが活気溢れる企業風土を作り、お客様への信頼のある対応につながると考えます。この環境を作り上げる事をなによりも大切なものとして現在取り組んでいます。