★リチウム二次電池の大型化により、より課題が大きくなるのが急速充放電とそれに伴う寿命・不具合問題!このポイントを基礎から網羅する
第1部 渡辺春夫技術士事務所 所長 工学博士 渡辺 春夫 氏 (ソニー株式会社に2010年3月までご在籍) 第2部 独立行政法人産業技術総合研究所 つくば中央第二エネルギー技術研究部門 エネルギー界面技術グループ 齋藤 喜康 氏 第3部 泉化研株式会社 代表 菅原 秀一 氏 対 象 リチウム二次電池(携帯用途・車載・蓄電池用途)に関心のある研究者・担当者など 会 場 川崎市教育文化会館 4F 第1学習室【神奈川・川崎】 JR 川崎駅 下車 徒歩10~15分、京急線 川崎駅 下車 徒歩10~15分 日 時 平成24年1月31日(火) 11:00-16:00 定 員 20名 ※お申込みが殺到する恐れがあります、お早めにお申し込みください。 聴講料 【早期割引価格】1社2名まで51,450円(税込、テキスト費用を含む) ※但し1月17日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料 ※1月17日を過ぎると【定価】1社2名まで54,600円(税込、テキスト費用を含む) となります
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基本情報
【1講 講演主旨】 充放電のエネルギー損失が小さく、繰返し充放電での容量低下が少なく、メモリー効果がない等の多くの特長を有する。これらの特長を生かしながら、安全性と耐久性を確保するために為されている発熱とその対策は、極めて重要な課題である。この課題について、電池構造と材料から解説する。 【3講 講演主旨】 EVなど自動車用電池の安全性は、それ自体が開発の大きな課題である。有機電解液の採用によって高い放電電圧を実現した電池ではあるが、電解液の可燃性とそれに付随するリスクが、従来の二次電池になかった問題として存在する。 情報は限られているが、2,3の大型電池の発火事例を見ると、単に漏れた電解液の燃焼とは考え難い側面がある。この背景には、リチウムイオン電池(セル)が過充電や過放電あるいは想定外の状況下での、水素を含む可燃性ガスを発生することとの関連を無視出来ない。 本セミナーにおいては、発火事例を解析するとともに、活物質と電解液を含むリチウムイオンセルの電気化学的な安全性性の基礎と、安全性試験規格(UL、UN他)や欧米の過酷試験AbuseTestとの関連で解説したい。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第1部 リチウムイオン二次電池の発熱と対策ー電池構成での対策ー 第2部 リチウムイオン電池の劣化に伴う電極の熱安定性変化の解析と評価 2.電池の寿命評価試験 3.リチウムイオン電池の劣化解析 4.劣化に伴う正極の熱安定性変化の解析 5. リチウムイオン電池の充放電と発熱挙動 5-1 充放電時の発熱機構 5-2 熱測定による電池の発熱挙動評価 5-3 充放電レートと発熱量 第3部 自動車用リチウムイオン電池の過充電時のガス発生によるハザードおよび発火・破裂防止 1.リチウムイオン電池(セル)の電気化学的な基礎と安全性 2.中・大型リチウムイオン電池(セル)の特性と事例 3.セルの過充電、過放電とそれに伴う現象 3-1 充電終点電圧、放電カットオフ電圧、直列過充電、並列過充電 3-2 充電(酸化)、放電(還元)と電解液(質)の反応 3-3 分解ガスの組成、発生ガス量 4.安全性試験と過酷試験 4-2 JIS、UL、UN、中国QCT/743ほか 4-3 USABCのAbuse 4-4 EUCARのハザードレベル 5. 発火事例のみかた、考え方と対策は
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。