★複合材の各種表面処理技術を中心に材料設計、成形加工、応用例も含め技術の本質とその課題解決策を第1線で活躍する研究者が解説!
講 師 第1部 前田技術事務所 代表 前田 豊 氏(元 三菱レイヨン) 【著書】「炭素繊維の応用と市場」 (CMCテクニカルライブラリー) 第2部 新潟大学 大学院自然科学研究科 自然科学研究科長・教授 坪川 紀夫 氏 第3部 近畿大学 理工学部 理学科 教授 柏村 成史 氏 第4部 FIA 代表 福山 紅陽 氏 対 象 炭素繊維系複合材料の表面処理技術に困っている技術者・研究者・技術管理部門、マーケティング部門の担当者など 会 場 川崎市教育文化会館 第1学習室【神奈川・川崎】 JR・京急線「川崎」駅より徒歩12分 ※JR川崎駅よりバス出ています 日 時 平成24年2月21日(火) 10:15-16:30 定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 聴講料 【早期割引価格】】1社2名につき56,700円(税込、テキスト費用を含む) ※但し2月7日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料 ※2月7日を過ぎると【定価】1社2名につき59,850円(税込、テキスト費用を含む) となります
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基本情報
【第1講 講演趣旨】 炭素繊維系複合材料(CFRP)の最適材料設計と成形加工のポイント、CFRP製品材料選定の考え方を概説し、成形加工の技術ポイントを用途別に紹介する。また、最新の成形加工技術トピックスについて述べる。 【第2講 講演主旨】 カーボンナノチューブ(CNT)や気相生長炭素繊維(VGCF)などのナノカーボン表面へのポリマーのグラフト化反応の方法論についてまとめる。ついで、CNTやVGCF表面へ導入した官能基をベースとする各種ポリマーのグラフト反応について紹介する。さらに、カCNTやVGCF表面のラジカル捕捉性や配位子交換反応を利用したグラフト反応や溶媒を用いない乾式系におけるグラフト反応についても述べる。また、ポリマーのグラフト化による抗菌性や難燃性などの機能付与とポリマーグラフト化CNTやVGCFの特性についても紹介する。 【第3講 講演主旨】 炭素繊維(CF)を電極酸化すると、表面に水酸基を導入する事ができる(CFOH)。このCFOHは、親水性に富むだけでは無く、強化プラスチック(FRP)、Ni-H電池の陽極、層間絶縁膜、DDSなどへの幅広い応用が可能である。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
第1部 炭素繊維系複合材料の最適材料設計と成形加工のポイント 1.炭素繊維複合材料(CFRP)の最適材料選定の基本的考え方 2.CFRP成形加工法の選択とその特徴 3.用途別CF適性材料と樹脂・成形加工の選定ポイント 4.炭素繊維複合材料における最新技術トピックス 第2部 CFの表面グラフト化による機能性付与技術、その分散性制御 2.表面グラフト化の方法論 3.グラフト反応点としてのカーボンブラックの縮合芳香族環 4.溶媒を用いない乾式系におけるグラフト 〜実験操作の簡略 5.グラフト反応の実際 〜合成法は簡単〜 6.ポリマーグラフトカーボンのぬれ性と分散性 7.グラフト化による機能付与 第3部 電極酸化反応を用いたカーボンファイバーの表面酸化処理技術とその応用事例 1.炭素繊維(CF)を電極酸化 2.強化プラスチックへの応用 3.Ni-H電池の陽極への応用とその特性評価 4.層間絶縁膜への応用 5.DDSへの応用 第4部 カーボン系複合材の界面特性評価 -ぬれ性と接着性- 1.ぬれ,接触角,表面張力 2.接触角測定と注意点 3.表面自由エネルギー解析
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。