誘電加熱と誘導加熱の違いって?
高周波誘電加熱について、アプリケータには高周波電界を作る二つの電極が設置され、この二つの電極の間に入れたワークが電界により加熱されます。発振器から電極までは電線を使って接続していますが、電波が電線から外部に漏れるので、安全面からの対策だけでなく、電波法の厳しい規制を満足させる対策が必要です。マイクロ波加熱も電界でワークを加熱しますが、電極は不要です。発振器からアプリケータまでは導波管を使うので電波は外部に漏れません。高周波誘導加熱について高周波磁界の影響を受けた金属がジュール損やヒステリシス損で発熱するのを利用します。高周波誘導加熱の代表例が、IH調理器です。IH調理器の上に分厚い金属鍋を置いてスイッチを入れると、コイルに高周波電流が流れて高周波磁界が生じます。発生した高周波磁界により鍋がジュール損やヒステリシス損で発熱するので、鍋に入れた食品が加熱調理されます。即ち、IH調理器では、鍋だけを高周波磁界で直接加熱します。これに対し、電子レンジはマイクロ波で食品を直接加熱します。詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【Q&A】 Q:誘電加熱と誘導加熱の違いは何ですか? A:高周波誘電加熱について ○アプリケータには高周波電界を作る二つの電極が設置 ○二つの電極の間に入れたワークが電界により加熱 ○発振器から電極までは電線を使って接続 ○電波が電線から外部に漏れるので、安全面からの対策だけでなく、 電波法の厳しい規制を満足させる対策が必要 ○マイクロ波加熱も電界でワークを加熱しますが、電極は不要 ○発振器からアプリケータまでは導波管を使うので電波は外部に漏れない仕様 ○高周波誘導加熱について ○高周波磁界の影響を受けた金属がジュール損やヒステリシス損で 発熱するのを利用 ○高周波誘導加熱の代表例が、IH調理器 ○IH調理器の上に分厚い金属鍋を置いてスイッチを入れると、 コイルに高周波電流が流れて高周波磁界が生じ、発生した 高周波磁界により鍋がジュール損やヒステリシス損で発熱 →鍋に入れた食品が加熱調理 ○IH調理器では、鍋だけを高周波磁界で直接加熱 ○電子レンジはマイクロ波で食品を直接加熱 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください
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ミクロ電子は、マイクロ波加熱応用装置の専門メーカとして ゴム工業を始め、食品、化学、窯業、セラミック、木材 紙、繊維、印刷、医薬品など幅広い分野で活躍しています