円形屋根ガラス面のコールドドラフトが問題となる暖房時の空調解析を行った
温水プール温熱環境解析は、温水プールを対象に、円形屋根ガラス面のコールドドラフトが問題となる暖房時の空調解析を行いました。大空間の温度分布は、小規模の空間に比較して乱れやすくなります。これは一般的に大空間の方が、壁貫流や発熱負荷が不均一になりやすいのに対して、空調空気が居住域に回りにくいためです。最近の空調解析では、躯体の三次元的な形状や吹出し・吸込み空気の挙動、および各熱負荷など、実際の物件を忠実に模擬できるようになってきています。 詳しくはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【解析モデル】 ○空間内の気流の挙動の予測が事前につかなかったので、解析モデルの格子分割は、空間全体にわたってできるだけ均一に設定 ○格子数は、82×74×34=206,312 ○比較的小規模な解析 ○空調は天井面近くのノズルと、メインスタンド上部のポストからの吹出しをメイン ○アリーナ床面のペリメータ付近でのコンベクタからも暖気を空間内に供給 【解析結果】 ○冬季の空調解析では、温熱環境が均一になる ○屋根ガラス面のコールドドラフトの解消も大きな目的 ○完全なコールドドラフトの解消が目的ではなく、コールドドラフトの落下位置がアリーナ床面ではなく、プール水面となるように、空調を制御 ○大きな流れ場の乱れもなく、スタンド部でもアリーナ部でも快適な環境が維持 ●詳しくはお問い合わせ、もしくはカタログをダウンロードしてください。
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環境シミュレーションでは、3次元流体解析プログラムの独自開発・販売とこれらのソフトウェアを用いた受託解析サービス業務を行っております。十数年にわたって、建築・土木、機械・電子などの分野における熱流体解析に従事し、数多くの解析を手掛け、多数のノウハウと知識を蓄えてきました。実践で鍛えられた多彩な解析・可視化機能は、多くの企業や研究機関でCFDソフトウェアとして高い評価を受けています。 ●Revit、DXFなどのBIM対応CADデータのインポート機能 ●地図情報(GIS)データインポート機能 ●斜め境界・複雑曲面を自在に表現するSuperCartesian機能 ●高速・高精度の輻射計算やDNSによる高精度乱流解析機能 ●空間内で複数の物体移動に対応する移動境界問題解析機能 ●使いやすいインターフェイスと分かりやすいアニメーション機能 -- ソフトウェアサポートはもちろん、受託解析も承っております。空調換気・風環境解析を中心に、簡単・小規模な問題から複雑・大規模な解析まで、多くの問題に高いコストパフォーマンスのソリューションを提供。 豊富な解析事例と共に、皆様のご来訪お待ちしています。