交換ではなく修理でコスト削減!モーター・ポンプの寿命を延ばす確かな技術
自社独自技術を活かしたコイル巻き替えや溶射施工などにより、交換せずに不具合を修理してコストを抑えます。 古い機器や海外製品、直流や高圧モーターまで幅広く対応し、定期点検で焼き付きや絶縁不良を未然に予防。取り外しや据付、配線工事なども一括して行うため、メンテナンスの手間を削減できます。 大容量モーターの完成試験も可能で、機器の寿命を延ばしながら安心の稼働をしっかりサポートします。 【特長】 ■ 直流、巻線型及び高圧モーターでもメンテナンス可能 ■ 古いモーターでも、海外製モーターでも整備/修理が可能 ■ コイルの焼損、ベアリングやシャフトの損傷など様々な故障に対応できる! ■ 機器を直すだけではなく、機器の寿命を延ばす! ■ 取外・取付、配線工事など、総合的な施工が可能! ※モーター・ポンプの整備/修理のご要望があれば、お気軽に、お問い合わせください。
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基本情報
■焼損コイルの巻き替え(巻き直し)整備 ●コイルの焼損・地絡・絶縁抵抗値の低下、絶縁物が劣化されている場合にコイルを巻き替えます。 ■シャフト・スリーブの摩耗箇所の再生処理(溶射・ブッシュ加工等) ●シャフトやスリーブの摩耗が生じている際には、溶射にて再生処理を施します。 ●ブラケットのハウジング摩耗が生じている際には、ブッシュ加工を施します。 ■直流、巻線型モーターの修理(整流子・スリップリング整備・製作) ●当社では、直流モーターの整流子(コミュテーター)および巻線形モーターのスリップリングの整備はもちろんのこと、各種製作も承ります。 ■コイルの絶縁補強 ●当社では工場持込整備の場合は、ワニス含浸処理による絶縁補強を基本整備メニューとしてご提案しています。 ■モーター・ポンプの診断サービス ●お使いのモーターの現場での診断サービスを承ります。各種の測定・点検結果から整備の要否等をご提案します。 ●保有されているモーター全ての診断を致しますので、今後の保全計画立案の際に是非お役立てください。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
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■巻線形モーター整備(メタル軸受修理) ●整備前の状態(Before) メタル軸受に大きな亀裂が入っていることが確認されました。ちなみに、大型のモーターや年式が古いモーターだと軸受にメタルが使われていることが多いです。 ●整備結果(After) 注ぎ替え補修にて、メタルの再生をおこないました。溶解ポットでメタルを溶解した後、慎重に軸受への溶着作業を行い、亀裂を塞ぎました。その後、余分なメタル旋削作業を行い元通りのピカピカ状態になりました。メタルの状態にもよりますが、今回のような亀裂であれば、自社で注ぎ替えを行うことが可能です。 コイル内部も汚れていましたので、洗浄・乾燥した後、ワニス含浸処理による絶縁補強を施しました。本体の組み立て後、塗装を行って全体に塗装を施して、新品同様の状態に戻りました。
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■プレス機用直流モーターオーバホール ●整備前の状態(Before) 直流モーターの整備は、整流子(コンミュテーター)の整備が欠かせませんが、長く整備されていないと表面が相応に荒れていることが多いです。その場合、整流不良はもちろん、激しい火花が発生することもあります。今回についても条痕や段摩耗の傾向が確認されました。 ●整備結果(After) コンミュテーターの整備においては、旋削→アンダーカット→面取りの順番に丁寧に整備を行うことが必要です。今回も所定の流れで整備を実施し、写真にて前後比較をご確認ください。その後、カーボンブラシの摺合わせを行った後、組立を実施しました。タイトな工期でしたが、ワニス含浸処理も施して滞りなく整備完了し、無事に納品となりました。
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■海上工事船舶用カッターモーターの整備 ●整備前の状態(Before) 当初は現地にて、ベアリング交換の整備予定でしたが、分解したところシャフトの激しい摩耗と、ステーター内部の著しい汚損が確認されたため、急遽工場に持帰り溶射加工も含めたオーバーホールを行うことになりました。 ●整備の結果(After) シャフトの摩耗・減肉箇所は溶射加工にて再生し、洗浄・乾燥・ワニス含浸&仕上処理・軸受交換等を施して無事に整備完了。納品当日、予備モーター(=整備期間中、整備品の代わりに使っていたモーター)も停止してしまうまさかのトラブルが突発で起こったものの、納品当日であったため、生産ロスを最小限に抑えることが何とかできました。
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■海上工事船舶用カッターモーターの整備 ●整備/修理前の状態(Before) 修理前のモーターは、全体的に腐食がひどく、特に腐食が激しかったブラケットカバーは原型をとどめていませんでした。負荷側のブラケットのベアリングハウジング部にも磨耗が確認されました。長く海上で使われていたことから、絶縁値も低い傾向にありました。 ●整備/修理結果(After) 各部の点検をおこなうとともに、全体的なオーバーホールをおこないました。ステーターコイルの絶縁補強においては、洗浄と乾燥を行ったうえ、ワニス含浸処理を施しました。負荷側ブラケットのブッシュ加工もおこない、ブラケットカバーの製作および腐食部の補修も実施しました。。無負荷通電試験では異常がないことが確認した後に塗装し、修理は無事に完了しました。
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私たちは昭和24年の創業以来、モーター・ポンプ等の回転機械の修理・整備に携わってきました。 今では、岩手県内に限らず東北エリアの様々なお客様とお取引させて頂いております。 整備可能なモーターは、交流(低圧/高圧)、直流、巻線形、各種減速機モーター等、種類は問わず、古い年式や海外製のものでも承ります。もちろん、ポンプも同様です。 特に、焼損コイルの巻替整備ができる業者は東北エリアでも今では少なくなっていますが、弊社では創業以来、コイルを巻き替え続けており、上記同様に各種モーターに対応できます。昨今、新品では納期がかかることが多いので、是非、焼損トラブルや絶縁不良の際は、コイル巻替整備もご検討ください。また、コイル製作も承っております。研究開発用途等、コイルの試作も承りますので、お気軽にご相談ください。 あわせて、溶射設備(摩耗部品の再生)、大型無負荷試験設備(大容量モーターにも対応)等も有しており、モーター整備については自社一気通貫で対応いたします。現地整備も承っております。 その他、溶射を応用した光触媒技術開発にも積極的に取り組んでおります。各種詳細はホームページから是非ご覧ください。