★薄膜における摩耗・付着力・硬さ! ★耐久性評価の重要な指標である、耐摩耗性、付着性、硬さなどの機械的特性をどう評価するか?
東京中央区立産業会館 4F 第2集会室【東京・中央区】 平成25年2月26日(火) 13:30-16:30 講師 (独)物質・材料研究機構 元素戦略材料センター 構造材料ユニット 強度設計グループ グループリーダー 大村 孝仁 氏 http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3053
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基本情報
【講演主旨】 各種の機能薄膜における耐摩耗性、付着性、硬さなどの機械的特性は、耐久性評価の重要な指標です。機械的性質の分類と各機構の概略を基礎から説明し、それぞれの測定・評価方法についてわかりやすく解説します。また、近年において要求が高まっている膜厚がnmオーダーの薄膜評価法として、最先端の技術として注目される超微小押し込み試験(ナノインデンテーション法)について詳しく解説します。計測原理や測定精度などの特徴を解説し、種々の薄膜に応用した例について紹介します。また、最新の解析機器の一つである、透過電子顕微鏡内その場インデンテーションによるリアルタイムの変形挙動解析法について、動画などを用いて実際の測定例を紹介します。
価格情報
46200 ※2月12日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
2・3日
用途/実績例
【プログラム】 1. 薄膜の機械的特性評価法概論 1.1. 内部応力 1.1.1. 内部応力の概略 1.1.2. 内部応力の測定法(X線電子線回折法・ラマン分光法・たわみ測定法・光学的方法・電気的方法) 1.2. 付着 1.2.1. 付着の概略 1.2.2. 付着力の試験法(ピール試験・引張試験・スクラッチ試験) 1.3. 摩擦・摩耗 1.3.1. 薄膜とトライボロジー 1.3.2. 摩擦・摩耗性評価法(FFM,AFMスクラッチ) 2. 硬さ試験と関連技術による機械的特性評価 2.1. 硬さ 2.1.1. 硬さとは 2.1.2. 硬度試験法 2.2. ナノインデンテーション法の概略 2.2.1. 測定原理と装置開発の歴史 2.2.2. 荷重-変位曲線の解析法 2.2.3. SPM併設装置の特徴 2.2.4. 関連技術の開発事情 3. ナノインデンテーション法による機械的特性評価 3.1. ナノインデンテーションによる薄膜評価 3.2. 応用例の紹介
企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。