難削材のコストダウン設計のポイントをご紹介します。
【before:エンドミルは微細加工に使用しない】 チタンなどの難削材の加工では、エンドミルの摩耗が早く、刃持ちが悪くなり工具代がかかってしまいます。 また寸法精度の管理が工具の摩耗により難しくなってしまい、特にボス形状や、止まり穴の根元寸法が安定しないケースがあります。 特に高精度加工を必要とする部品の場合、工具交換が頻繁に必要になり、コストが非常に大きくなります。 【after:ボールエンドミルを微細加工に使用】 設計上、可能な範囲で製品の根元にRを付けることで加工精度を安定させることができます。このような場合、通常のエドミルから工具先端の摩耗の影響が小さいボールエンドミルやラジアスエンドミルに工具を変更することができるため、刃持ちが良くなり寸法精度も安定させることができます。 ●詳しくはカタログをダウンロード、もしくはお問い合わせください。
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設計上問題ない範囲で角部にRをつけることで、摩耗の激しいエンドミルに代えて摩耗の少ないボールエンドミルや、ラジアスエンドミルの方が加工条件も上げられるので加工時間も短縮できます。
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企業情報
後藤精機は1970年の創業以来、とりわけ精度と形状に高い要件が求められる光学・測定機器分野において切削加工技術を培ってまいりました、それが精密部品製作における弊社の基盤技術となっています。ものづくりの最前線を支える開発試作の領域において、この高度な切削技術は不可欠です。また、非鉄金属や樹脂を素材とした精密部品加工をはじめ、微細加工や金型技術においても常に最適化をめざす多能工集団として進化を続けています。