炭素量に合わせた様々な鋼種の焼入れが可能!
焼入れは広義では種々の鋼種で行われ、それぞれの特殊な熱処理サイクルがありますが一般的な調質熱処理として述べますと炭素量が0.3%以上の機械構造用炭素鋼と合金鋼を850℃前後のオーステナイト相域まで加熱した後、水中または油中で急冷することによって、マルテンサイト組織の状態に変化させる熱処理であります。 焼戻し(やきもどし、tempering)は、焼入れによって硬化した鋼に靭性を与える目的で行われる熱処理で、マルテンサイト組織の状態から鋼を550℃~650℃で再加熱し、一定時間保持した後に冷やす作業をいいます。 この焼き入れ・焼き戻し熱処理により鋼の機械的性質を調整させる目的で行われ、一連の工程を調質熱処理と呼びます。 ●詳しくはお問い合わせください。
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基本情報
【特徴】 ○炭素量に合わせた様々な鋼種(S35C、SCM440、S55C等)の焼入れが可能 ○非常に小さい製品(数十グラム)から、大型の製品(1000kg超)の製品まで処理が可能 ○冷却速度を把握した熱処理により低歪熱処理が可能 ●詳しくはお問い合わせください。
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納期
用途/実績例
焼入れ焼戻し
企業情報
EUや中国、インドをはじめとしたアジアの台頭など、グローバル化の進展とともに世界の構図が大きく変わりつつあります。 こうした変化の中で私たちも現状に安住することを許されず、常に変化に対応できるように自己変革が求められています。 オーネックスは産業の基盤を支える金属熱処理専門企業として、自動車、産業機械、工作機械、建設機械関連部品をはじめとして幅広い分野の熱処理を手がけ、お客様から品質に対する高い信頼を頂いて参りました。 半世紀を越える熱処理技術に基づくノウハウを活用し品質、生産性の向上に取組むとともに、環境問題をはじめとした社会的責任を果たしつつ、あたらしい熱処理技術・分野に果敢にチャレンジして参ります。 また、オーネックスグループはお客様の多岐に亘るニーズにお応えできるよう、熱処理に加え貨物運送、情報システム構築のサービスもご提供させていただいております。