CellWriterはKaryotypingとFISHのためにスライドを作製する自動分注ワークステーションです。
診断薬の開発・製造分野で数多くの実績を持つBioDotの非接触式微量ディスペンサーを採用することによって、高品質なスライド標本を効率的に作製するシステムを開発しました。またCellWriterスライドと組み合わせることによって高スループット化やサンプル/プローブの少量化、およびFISHのマルチプレックス解析を可能にしました。
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基本情報
蛍光in situハイブリダイゼーションにおいて、標本作製から顕微鏡観察までの間のプロセスは、長い間熟練者による手作業のままでした。したがって、このプロセスに良質な標本作製およびプローブ分注が可能な自動分注システムを導入することで、一連のプロセスの自動化が実現します。 CellWriter(TM)は、KaryotypingとFISHのためにスライドを作製する自動分注ワークステーションです。診断薬の開発・製造分野で数多くの実績を持つBioDotの非接触式微量ディスペンサー(BioJet(TM))を採用することによって、高品質なスライド標本を効率的に作製するシステムを開発しました。 またCellWriter(TM)スライド(特許取得済*)と組み合わせることによって高スループット化やサンプル/プローブの少量化、およびFISHのマルチプレックス解析を可能にしました。 *USP 7745439B2 & USP 20100273680
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
【製品の特長とメリット】 サンプルの自動分注による省力化 プローブの自動分注による省力化 メタフェーズ標本作製の品質向上 CellWriter(TM)スライドによるメリット ⇒ 8アッセイ/スライド ⇒ サンプルおよびプローブの少量化 ⇒ 封入剤不要 処理量に応じて3タイプを用意
ラインアップ(4)
型番 | 概要 |
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【共通仕様】CellWriter(TM) | ■主な装備■ シャトル式スライド用ネスト,加湿コントローラー(設置環境~75%RH),排気フィルター(酸性ガス,水銀,アルデヒド,アンモニア除去),バーコードリーダー(DataMatrix,QR,GS1-Databar,PDF417対応),スライド温調機構(ウォータージャケット式,4~85℃),遮光チャンバー(50%遮光) |
CellWriter(TM) 240 | ディスペンサー搭載数:1本/スライド枚数:24枚/サイズ(L×W×H):460 x 610 x 460 mm/重量:39 kg/オペレーション:WindowsPC+分注制御ソフトウェア+サンプル、プローブ用トラッキングソフトウェア/必要電源:110/220 VAC、50/60 Hz/その他必要動力源:真空ポンプ(3.6 m3/hr)およびエアーコンプレッサー(0.3~0.4 MPa) |
CellWriter(TM) 480 | ディスペンサー搭載数:4本/スライド枚数:48枚/サイズ(L×W×H):1473 x 965 x 1473 mm/重量:227 kg/オペレーション:WindowsPC+分注制御ソフトウェア+サンプル/プローブ用トラッキングソフトウェア/必要電源:110/220 VAC、50/60 Hz/その他必要動力源:真空ポンプ(3.6 m3/hr)およびエアーコンプレッサー(0.3~0.4MPa) |
CellWriter(TM) 960 | ディスペンサー搭載数:4本/スライド枚数:96枚/サイズ(L×W×H):1220 x 1113 x 1524 mm/重量:363 kg/オペレーション:WindowsPC+分注制御ソフトウェア+サンプル/プローブ用トラッキングソフトウェア/必要電源:110/220 VAC、50/60 Hz/その他必要動力源:真空ポンプ(3.6 m3/hr)およびエアーコンプレッサー(0.3~0.4MPa) |
カタログ(1)
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弊社は米国BioDot 社の日本法人であるバイオドットジャパン株式会社として2012年2月に設立し、各種診断用試薬の開発および生産用機器を供給して参りました。 BioDot社は1994年米国カリフォルニア州アーバイン市に設立されたベンチャー企業です。同社が自社開発した非接触式微量分注システム(特許)は、特にイムノクロマト法試薬や酵素センサー試薬の開発・生産用システムのデファクト・スタンダードとして、世界各国で幅広くご使用頂いております。また同社はその周辺装置も次々に製品化し、現在これらの分野において欠かせない支援装置となっています。 しかしながら今後ますます重要性を増す臨床検査技術の発展のためには、BioDot社製品のみならず国内外の原材料・情報・サービスを幅広く提供することが必要と考え、2015年12月に株式会社フォーディクスとして生まれ変わりました。 臨床検査で培われた診断用試薬の技術は食品検査や環境検査等にも応用されており、医療分野以外でも私たちの生活を支えています。弊社はこれらを研究・開発・製品化する皆様をサポートする企業として、信頼いただける存在になるよう努力してまいります。