組立て溶接に!設計概念をかえる新しい加工技術を利用して溶融溶接を行なえます
電子ビーム溶接は、これまで原子力・航空機・宇宙産業といった特殊分野に限られていましたが、最近では自動車産業・電気機器・工具関係等一般産業にまで使用され、新しい加工技術として実用化の時代を迎えました。 稲沢機械製作所では、中部工業地帯の需要に対応するため日本電気製全真空型電子ビーム溶接機を導入し優れた技術力をもとに、能率良い作業と低廉な加工費で、電子ビーム溶接の委託加工をお引き受けすることになりました。 電子ビーム溶接は高真空中で高電圧にて加速され、かつ集束・制御された極めてパワー密度の高い電子ビームを利用して、溶融溶接を行なう方法です。 この電子ビームのパワー密度は通常10⁶ワット/cm²以上(アーク溶接の約5000倍以上)あるため溶け込みが深く、しかも巾のせまい溶接部が得られます。 【特徴】 ○薄板から厚板まで広範囲の突合わせ溶接ができる (0.02mm程度の箔から50mmの厚さの溶接が1回で行なえる) ○高融点の材質同志の溶接ができる (モリブデン・タンタル・タングステンなど) 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【電子ビーム溶接機の仕様】 [型式 EBW(6)523636] ○ビーム加速電圧:60~150KV DC ○ビーム電流:0~40mA ○ビーム出力:6KW(MAX) ○ビーム貫通能力:SUS304で50mm ○真空度:5×10⁻⁴Torr ○排気時間:約5分 ○溶接室寸法:1320(X)×920(Y)×700(Z) ○X-Yテーブル:大きさ 650(X)×430(Y)/移動範囲 640(X)×430(Y) [型式 EBW(6)13-09-11] ○ビーム加速電圧:60~150KV DC ○ビーム電流:0~40mA ○ビーム出力:6KW(MAX) ○ビーム貫通能力:SUS304で40mm ○真空度:5×10⁻⁴Torr ○排気時間:約5分 ○溶接室寸法:1360(X)×920(Y)×850(Z) ○X-Yテーブル:大きさ 700(X)×450(Y)/移動範囲 580(X)×380(Y) ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途】 ○自動車関係 →ミッションギヤー・クラッチハウジング・トルクコンバーター・ ブレーキバンド・ボールジョイント・ショックアブソーバー・フライホイール ○航空機関係 →ジェットエンジン・燃料制御トランス・ジューサ ○船舶関係 →クランクシャフト ○食品関係 →ステンレスバンド ○重電機関係 →スチームタービン ○補修溶接 →精密鋳造品の巣・クラックの修理・完成品の設計変更による部分改造・ 機械加工ミスの修理 ○その他 →バンドソーブレード・熱交換器 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社稲沢機械製作所は、機械製造メーカーとしてガラス製品製造機械を開発するとともに、培われた伝統ある技術と情熱を駆使し、新しい機械や製品を開発してきました。 その分野は、ハイテクガラス製造機や医療器などさまざまです。 稲沢機械製作所では綿密な設計から、生産、据付け工事までのフルシステムを確立するとともに、ユーザーへのメンテナンスにも万全を期して対応しています。 その優れた製品は、ヨーロッパをはじめ、アメリカ、ロシア、中国、東南アジアなどの海外でも、大きく活躍しています。 また、製造工程は高性能、高品質を維持するため、あらゆる厳しい品質管理、工程管理がなされています。 そのため、稲沢機械製作所の製品は高い品質レベルが認められ、お客様から高い評価を得ています。 わたしたち稲沢機械製作所は、総合機械製造メーカーとしてその技術を21世紀に受け継ぎ、着実に歩み続けています。