建設重機のエンジン部品などに使われる鋳物部品を特殊な熱処理溶接する技術
従来より鋳鉄部品(FCイモノ)肉盛溶接は応急修理的なもので、溶接補修は不可能とされていました。 株式会社西野製作所が2002年より採用した粒状のニッケル合金溶接材料と、独自の熱処理方法を用いたところ優れた溶接溶着性を持っており、鋳鉄(FCイモノ)溶接では解決できなかった2番割れもなく硬くもなりませんでした。 その性能及び強度は、室蘭工業大学地域共同研究開発CRDセンターの分析でも、充分な溶接強度があることが分かりました。 【特長】 ○補修部品が古い物で、油・薬品等が染みこんだ劣化したものでも、 容易に施工することができる ○溶接部は元々の鋳鉄イモノ素材より高い抗張力を持つ ○粘りがあり耐衝撃・耐蝕性もあり機械加工も容易である ○低価格で機械加工も可能である ○実用新案登録済 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【修理例】 ○ケーシング溶接補修 重量2.5TON ○2軸同軸式オーガ 重量1.3TON ○ミッションケース割れ品 FCイモノ 【西野製作所のセールスポイント】 ○各種表面処理により、耐久性・機能性を持たせる ○従来より長持ちする部品を製作 ○寸法復元・性能復帰などの再生修理を行う ○西野製作所工場での一貫生産により低コスト・短納期・高品質を実現 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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企業情報
株式会社西野製作所は1971年(昭和46年)北海道室蘭において機械部品の制作会社として創業いたしました。 当初より一般産業機械の製作及び修理を主な業務としておりましたが、需要の高まりに応じ大型加工機を導入、更には再生加工技術にも応用される硬質クロムメッキ・溶射・特殊溶接などの表面改質技術を順次導入してまいりました。 現在においては自社工場内での機械加工から表面改質処理加工まで一貫した生産が可能となり、低価格・短納期での対応が可能となりました。 最近では機械部品のリユースが事業の柱のひとつとなっております。 これは西野製作所が保有する表面処理技術を活用した部品補修・再生加工によって設備全体の長寿命化を目的としております。 リユースを拡大して行くことにより、設備修繕に掛かるコストと廃棄物を同時に削減できると大変ご好評いただいております。 西野製作所の保有する各種の加工技術で経済性や環境負荷の低減など、お客様へのトータルメリットを提案しながら、ニーズの多様化に対応できる製品を提供していきたいと考えております。