従来困難であった小径丸棒材等への表層面への加熱処理が可能となりました。
『μ(マイクロ)高周波』とは、有限会社丸眞熱処理工業にて開発を進めている新技術であり、従来の高周波誘導加熱に使用されている周波数よりも、更に高い周波数を使用することで、鋼材表面に薄い硬化層を形成させることができる高周波誘導加熱処理です。 これにより、従来困難であった小径丸棒材等への表層面への加熱処理が可能となりました。 【μ高周波加熱処理例】 ○S45Cへのμ高周波加熱処理 ○SUJ2へのμ高周波加熱処理(リニアシャフト実用例) ○SUS440Cへのμ高周波加熱処理 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【熱処理後の曲げ試験結果】 ○Φ3のSUJ2丸棒にμ高周波熱処理を実施 ○既存の高周波焼入れでは芯部まで硬く(全硬化)なってしまう為、 高周波熱処理の特徴である表層面への焼入れは困難な状況 ○丸眞熱処理工業のμ高周波焼入れであれば表面は硬く、 芯部は生地のままの焼入れが可能 ○硬さ比較 →油焼入れ品は芯部まで硬化しているのに対し、 μ高周波焼入れでは0.5mm程度で硬さが落ちている(生地硬さ) ○曲げ試験結果 →油焼入れは500Nにて破断、μ高周波品は破断無し ○製品特性(※製品受入時の振れ 0.02-0.04mm程度) →油焼入れ品は0.3-0.4mm程度の振れが発生、 μ高周波品は0.15-0.3mm程度の振れ 【小径部品への極浅硬化層を目的に熱処理】 ○従来の高周波熱処理では実現できなかった小径部品への極浅硬化層を目的に 熱処理装置を試作して実験を行った ○直径3ミリ程度の炭素鋼細棒に対して0.1ミリ以下の硬化層が得られた ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社丸眞熱処理工業は、浸炭焼き入れ焼き戻しのバッチ処理では、最大級の熱処理設備を保有しております。真空炉ではステンレス、金型材の熱処理など量産品から単品の熱処理まで、鉄鋼材から非鉄金属まであらゆる熱処理ニーズに対応できる金属熱処理加工の総合メーカーです。 私たちの生活の中で、鉄鋼材料は多種多様に利用されております。 その鉄鋼材料にそれぞれの使用目的にあった性能、性質を生み出してく事が熱処理の使命であり、個々の製品に付加価値をあたえる重要な役割をはたしております。 熱処理を通じて鉄鋼材料の特性を引き出すことで、ものづくりの発展に貢献できればと考えております。 大量生産、大量消費の現代社会において、創業以来、地域社会と共に発展することを志し、“個人のお客様“を大切にしてまいりました。 これからも本理念は変わることなく、常にお客様の満足が得られる熱処理を提供すると共に、たえず“安定品質”と“最短納期”に力を注いで、ご依頼に的確に対応できるうる会社作りを目指して参ります。