Niの含有量がほとんどなく、高延性で高加工性、高強度、高耐食性、高耐摩耗性のコバルト合金材料
『COBARION』(コバリオン)は、東北大学金属材料研究所の千葉晶彦教授が開発し、株式会社エイワで製造されるコバルト基合金です。 独自の技術によって金属アレルギーを引き起こすニッケルを抑制し、優れた強度、耐摩耗性、耐食性を実現しているのが特徴です。 このCOBARIONはアレルギーを起こし難く、人体に優しいといった高付加価値を持つ素材です。整形外科分野の人工関節(股関節、膝関節、肘関節 等)や歯科分野の歯科矯正ワイヤーや義歯床などに適しています。 COBARIONは真空溶解法により合金化され、様々な熱処理工程を経て丸棒材として市場に供給されます。 【特徴】 ○Niの含有量がほとんどないコバルトクロム合金 ○高延性で高加工性 ○高機械強度、高耐摩耗性、高耐食性を持つ ○真空溶解法により合金化 ○丸棒材として市場に供給 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【特徴】 ○ニッケルレスで金属アレルギーを引き起こす心配が少ない →宝飾メーカーにも素材として採用 ○医療機器メーカーとタイアップ →歯科用のディスク材を開発 [COBARION-LC] ○医療用具材料規格:JIS T7402-2(米国規格ASTMF1537)に合致 [COBARION-101] ○フッ素ガスやフッ酸による腐食摩耗被害が著しい フッ素樹脂成形に対応 ○微量添加元素Xに由来する不動態皮膜により高い耐食性を実現 ○Ni基合金特有の凝着性が抑えられ約1.4倍の硬さと摩耗性を実現 ○特に圧縮~計量部フライトの摩耗量が1/2に低減 [COBARION-TSE] ○熱バネ用材料として開発した合金 ○組織内にγ′ (ガンマプライム)相を微細分散析出させ、マトリックスに 高密度転位を導入し高温における強度を上昇させることにより 600℃を超える高温での耐へたり性を大幅に改善した材料 ○室温から700℃までの温度域で優れた機械的特性を示し、 耐熱バネ以外での用途においても使用することが可能 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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納期
用途/実績例
【用途】 ○歯科補綴物用合金 ○歯科鋳造用合金 ○磁性材料鍛造材 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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株式会社エイワ 金属事業部は、岩手県、東北大学金属材料研究所との産官学連携事業により誕生しました。 「鉄の町」釜石から発信するコバルト合金「COBARION」の製造拠点。 「COBARION」の開発・実用化で培った技術ノウハウを応用し、様々な特殊合金の開発と製造を行っています。 材料選びから溶解・鍛造・圧延・機械加工まで「合金材料の便利屋」のエイワ 金属事業部にワンストップでお任せください。 30kg・100kg真空溶解炉によるインゴットの製作から600t油圧プレス機と圧延機による熱間での塑性加工まで、 大手特殊合金メーカーでは対応が難しい少量の試作・開発にも対応します。 市中では入手困難な特殊鋼や磁性材料、抵抗材、ばね性材料など機能性金属材料の共同開発や お客様カスタマイズのオリジナル合金を溶解手掛けた実績もございますので 材料開発や供給元としてお役に立てると確信しております。