鍛造金型のダイセットやダイホルダーは愛知県名古屋市の楠精工
楠精工株式会社は、鍛造プレス金型用ダイホルダー(自動車部品などを作るための型を、プレス機に固定、脱着させるための道具)を設計・製造しております。 楠精工のダイホルダーは、 1)上下型の同芯度が正確なこと 2)金型がきちんと強力に固定されていること 3)金型が素早く交換できること 以上のことに重点を置き、お客様のご要望にお応えしております。 また、鍛造品の精度に重要な影響を及ぼすダイホルダーは、過酷な環境の中で長年使用していますと、本体やガイドピン、ブッシュなどに深刻なダメージが生じ、鍛造品の精度維持が困難になります。 楠精工では、ダイホルダー各部品を慎重に見直し、最適な方法をアドバイスしながら、修理・オーバーホールをしております。 ダイホルダー本体には、本来溶接に適していない「SKT4」を使用することが多いですが、本体亀裂に対しても、亀裂場所や状況に応じて最適な溶接棒を選択し、肉盛補修を行っております。 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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基本情報
【営業品目】 ○各種鍛造プレス用ダイホルダー →開発・設計・製作・改造・オーバーホール及び本体割れ部溶接修理 ○ハンマー部品 →ラム・ソーブロック(割れ部溶接修理含む)、ラムガイド、中間台、コッター ○アプセッター部品 →グリップダイ、ツールホルダー他 ○自動化・省力化装置 →材料供給装置、ダイホルダー及びカセット搬送台車・反転機、コンベヤー 【主要設備】 ○横中繰り:倉敷機械 KBT-13EA 1600×1800 1台 →ガンドリル加工穴径:φ6~φ30(最大加工長 1200mm) →スーパードリル加工穴径:φ50~φ120(最大加工長さ 450mm) →最大積載過重:10t ○門型縦中繰り:オークマ MCV-AII 3000×2000 1台 ○門型縦中繰り:オークマ MCV-AII 2000×1600 1台 ○ラジアルボール盤:愛知時計電気 DRA-J2000 1台 ○ラジアルボール盤:愛知時計電気 DRA-J2500 1台 ○CAD:アンドール CADUPER FX 5台 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
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近年の熱間型打鍛造を振り返りますと、昭和40年代の中・後期より、国内の鍛造用プレスメーカーの努力によりプレスの国産化が進み、着実に普及して参りました。 型打プレス用ダイホルダーも当然の如く、型打プレスの普及、またユーザーの要求と共に発展して参りました。 しかし、コスト低減競争の激化と、少品種大量生産から多品種少量生産への移行、並びに型打プレスの自動化と共に休止時間の短縮を目的とした型替段取り時間の短縮が叫ばれるようになりました。 そこで楠精工株式会社は、豊和鍛工(株)での熱間鍛造及び金型技術の蓄積を基に、ダイホルダーの構造自体を見直しました。 本体自体の材質を世界に先駆けてSKT4とし、強度、精度維持に努め、トヨタ自動車(株)様へ納入致しました。 また、従来の鋳鋼製に見られた一体構造型から、積み木方式によるコンパクト型にと改良し、金型搬送機の組み合わせによる型替えシングル段取方式を昭和57年に開発し、お客様に提供して参りました。 今後も実績、お客様の評価をふまえ、改造、改良を加えながら鍛造業界の 「コンシェルジュ」 としてダイホルダーのみならず、さまざまなご要望に応えていく所存でございます。