流体フィルム軸受け・磁気軸受け等専用解析ソフトを扱った回転体解析、軸受けとの連成解析、最適化CAE解析技術をリードしています。
MADYN2000は軸受けのプロが開発した回転体と軸受けの連成解析有限要素ソフトで、回転体のパフォーマンス解析、軸受けの諸パラメータの最適化解析、アクティブ磁気軸受けとそのPID制御系との連成解析をスムーズに行うことができます。転がり軸受けの支持剛性の計算はスイスMESYS AG社のソフトウェアとライブラリを採用しています。 【特徴】 ⇒洗練された操作画面で使いやすい。 ⇒入力データのコピー・貼り付け機能で簡単にモデル作成できます。 ⇒単位補助機能で単位系選択、単位変換はスムーズに行えます。 ⇒MATLabプラントフォームで開発され、実験データ処理との提携が容易になります。 実行可能な解析機能(回転体:横・ねじり振動) ・支持負荷解析 ・定格速度での複素数固有値解析 ・周波数応答・アンバランス解析 ・過度応答・スピードアップ解析 ・パラメータ変数解析 →キャンベル線図 →臨界速度マップ →支持剛性・ダンパーの感度解析 →カップリング剛性の感度解析
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基本情報
ローターは基本的には梁構造になります。MADYN2000は、ティモシェンコの梁理論、及びジャイロ作用を含むローターの弾性と慣性力のモデル化に4次のエルミート多項式による有限要素を使用しています。ローター、ギア及び軸受を組み合わせたシステムの特徴は、全てのシャフトが並行であるということです。MADYN2000は、梁要素が任意の方向を持つ事が出来るという一般的な有限要素モデルと比べて、このようなシステムを扱いやすくするための工夫がなされています。 MADYN2000は、様々なタイプの軸受を含む非常に複雑なローター構造、係数による流体とローターとの相互干渉、シャフト上に弾性支持されたパーツ、ならびに動的特性が異なる軸受を混合して扱う事が出来ます。有限要素モデルとして扱う事の出来るハウジングやベースは、変位と力の伝達関数による軸受支持部として考慮する事が出来ます。 MADYN2000は、軸方向、捩じり、ならびに曲げの振動を解析する事が出来ます。また、一般にギアによって生じる振動のカップリングを考慮する事が出来ます。
価格帯
500万円 ~ 1000万円
納期
用途/実績例
圧縮機、ポンプ、モータ、ターボ機器等のダイナミクス解析
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エヌ・エス・ティでは、お客様のより良いモノづくりをトータルでサポートするために、多彩な解析ツールのご提供からその活用方法、受託解析にいたるまで様々なサポートを提供しています。 弊社は本当に使える数値解析の道具を提供し、数値解析分野での豊富な経験を通して得られたノウハウを活かして、数値解析ツールの導入から運用までをシームレスにサポートいたします。