【新製品】モデル 2739 CL

この新モデル、3401EC は基本的な機能の評価試験は、ほぼ完了し、今は量産に向けての最後の詰めを行っており、今年末までには、最終仕様を決定し、金型の製作をスタートさせる計画になっています。来年3月以降に、金型で製作したサンプル品を出荷出来る予定です。このモデルは、金融端末などで、比較的重荷重（８０kg前後）ユニットの収納に様々なメリットが出せると思います。即ち、ユニットを強い力で収納する時には通常完全に閉じた状態になる前に、スライドレールのストッパー等で強い衝撃がユニット、本体に生じます。その為、本体側の他の機器・部品に悪い影響を与えることがあります。この3401ECは完全に閉じる直前に、ショックアブソーバーで衝撃を和らげ、その位置から静かにユニットを引き込むような動きをします。又静かに閉められた場合はポンッと軽く押すだけで、スプリングが引き込んで静かに柔らかく閉じてくれます。このため衝撃による悪影響を受けた部品等の交換頻度も少なくなり、トータルなコストダウンに繋がります。この製品は、標準品として、品番20（スライド長さ508mm）から品番30（同長さ762mm）までの偶数品番をラインアップする予定です。

モデルC3401SV について ＜強化の内容＞ ・中間メンバーを窒化処理 ・取付けネジは、M5バインドまたはトラス小ねじに対応 ・ストッパー強化版仕様 としております。 ＜強化の度合い＞ この強化バージョン C3401SV は 元の モデルC3401 より約2割増しの定格荷重があります。 ＜生産について＞ 当面このモデルC3401SVは受注生産品となります。 現にカタログ化されているC3401の各サイズはもちろんのこと、お客様 の機器に合わせた特注品も製作させていただきます。 是非金融端末等の重荷重のユニット等にご検討の程お願い致します。 ＜図面等について＞ 特注品として耐久試験等のため製作した C3401SV－30－34の各資料は 当社ホームページの製品ページより C3401SV-30-34のPDF と C3401SV-30-34のDXFをダウンロード出来るよ うにしてあります。

2431DIシリーズとは・・・ 16mm×20mmの小さな断面でありながら、きちんと閉じた状態でその位置を保持する「ディテントイン機構」が付いたスライドレールです。 パーツが予めレールに付属した状態なので、新たに別部品で機構を組み付ける必要がありません！ 今回こちらのシリーズを紹介するきっかけとなったのが、「ワインセラーに使える小さくて、収納時にクリック感があり、その収納位置で保持できる機能が付いたスライドレール」をお探しのお客様からのお問い合わせがあったからです。 実はこちら、実装密度を上げたいスライドレール仕様のワインセラーにぴったりなのです！ 棚の隙間をワイン瓶の必要な高さで設置し、より多くのワインを収納するとなると多種のワインをストックしている場合、そのラベルの確認に1本1本ワインを引出して確認するよりも、棚全体を引出し確認する方が、容易です。また、ラベルが見えるように斜めに収納すれば、収納本数が減ります。「ワインセラー」で検索すると色々なタイプの棚があります。 収納数が多くて、一目でワインのラベルを確認するにはスライドレールを使用したスライド棚仕様のワインセラーが一番だと考えます。

従来から、スライドレールの引き込み機能を利用したヒキダシ等が多く存在しましたが、開ける時、軽く引き出せないと云う問題がありました。 そこで当社は、従来品の引き込み機能付きスライドレールは、バネの力をダイレクトに直線方向に利用していたのですが、その方法と異なる解決策を考案しました。 アキュライドの開発した機構は、R状に加工したレールの一部に与圧を掛けたローラーパーツをセットすることで引き込み機能を持たせました。 様々な形状パターンを検討し、最適なものを選定し、現在お客様の機器に合わせたカスタム品として供給中です。 この方法ですと、引き出す時に軽く引き出せますので、オフィス家具のトレーヒキダシ、ＩＨ・ガス調理器のグリル等、ある程度の力で閉じていて欲しい様々な機器で且つ軽く引き出せる利点をご利用頂けます。