周波誘導加熱解析では、左図のような極薄な非磁性体の板金などの場合、メッシュを如何に容易に作成できるかがキーポイントになります。
● [F-MAG-IH]はプリ・ポスト・プロセッサ [Simcenter Femap]と[誘導加熱解析プログラム]を組合せた製品です。 ● 極薄な非加熱材でも、[Femap]が長年に渡り蓄積してきた多くのメッシングのノー・ハウを活用することができます。 ● 高周波電流で生じた渦電流によるジュール損発熱(誘導発熱)分布を求めます。 ● 発熱密度を基に熱伝導解析を行ない、時間とともに変化する温度分布を求めます。 ● 誘導加熱では、被加熱物の温度が数百℃から1000℃以上になり、被加熱物の物性に温度依存性が出てきます。 ● 物性に温度依存性がある場合、温度分布計算後に物性変更の必要性を自動的に確認します。 ● 必要であれば、物性を変更して再度誘導発熱解析を行い、それに基づく新しい温度分布を求めます。 ● 誘導発熱解析を再度行なうかどうかの判定は、最後の時刻ステップまで自動的に行います。 ● この連成解析の自動化により、操作手順が少なく、精度よく解析できる環境を実現しました。
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基本情報
● 有限要素法による誘導加熱解析ソフトウェア * 弱連成解析(物性に温度依存性が無い場合の連成解析) * 強連成解析(物性に温度依存性がある場合、物性変更を自動的に行う連成解析)
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用途/実績例
透磁率、電気伝導率、熱伝導率、比熱などの物性に温度依存性のある場合の誘導加熱解析
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CAD/CAE/ITをビジネステーマとし、これまでのツールにIT手法を 組合わせ、研究・開発・設計現場の方が必要な時に必要なデータを 簡単に得られ、本来の業務に専念できるソリューションをめざして います。 例えばCAEでも操作を覚えないと結果は得られませんが、自動化を 促進することにより、どなたでも手軽にCAEのメリットを享受できる システムを提供しています。 受託解析等も行っています。 常にお忙しい研究・開発・設計現場の方が、CAEのメリットを享受 できる手っ取り早い方法のひとつです。