ガス窒化処理とガス軟窒化処理の違いについてご紹介
『ガス窒化処理とガス軟窒化処理の違い』についてご紹介します。 「ガス窒化法」は、活性窒素の拡散により鋼表面の高硬度の拡散層を得る 方法で、より強度・精度を必要とする部品に対して行われるもので、窒化鋼や ダイス鋼などの高級材料に使用される例が多いです。 一方「ガス軟窒化法」は、塩浴軟窒化の公害問題が発生した時期に、塩浴窒化の 代替技術として開発されたもので、炭素鋼などを主体にした低級材料への処理に 用いられています。 【ガス窒化について】 ■材質:高級鋼(SACM・SKH・SKD・SCM・SUP) ■目的の組織:拡散層(Al・CrとNとの化合物) ■硬化層深さ:深い(0.1~1.0mm) ■表面硬さ:高い(HV700~1300) ■処理時間:長い(25~200時間) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【ガス軟窒化について】 ■材質:低級鋼(SPC・炭素鋼・鋳鉄・STKM) ■目的の組織:化合物層(FeとNとの化合物) ■硬化層深さ:浅い(8~20μm) ■表面硬さ:低い(HV400~700) ■処理時間:短い(1~3時間) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
株式会社極東窒化研究所は、“窒化処理”を専門に50年以上にわたり、機械部品、航空機部品等の金属表面硬化・熱処理を行ってまいりました。 精密機械メーカーを前身とする私たちならではの視点と、厳しい製造過程で培ったノウハウを活かし、私たちにしかできない技術・システムを研究開発しています。 今後ますます複雑化し、高精度化が求められるあらゆる機械部品分野において、どんな難関にも真摯に取り組む企業として広く社会に貢献していきたいと考えています。