硬さと強靭性を両立させ、様々な基材への密着性をＵＰ！低粘度かつ高反応性な環化重合性モノマー
『AOMA』は、日本触媒が開発した新規な環化重合性モノマーです。ラジカル重合に用いることで主鎖に環構造をもつポリマーが得られます。 ■既存の機能性モノマーの中でもトップクラスの低粘度を誇ります。様々なオリゴマーやポリマーを溶解・希釈する性質に優れ、アクリル系モノマーに準ずる高いラジカル重合性を示します。反応性希釈剤として使用すると、主剤を高濃度で配合でき、ＵＶ硬化型インクジェットインキ等の用途において従来品を超える性能が期待されます。 ■AOMAのポリマーは、従来では両立が困難な「硬さ・耐熱性」と「柔軟性・強靭性」を併せ持つ材料として高い評価を受けています。ガラスや金属、各種プラスチックなど幅広い基材に良好な密着性を示し、フレキシブルデバイス用コーティング剤、異種の素材を接合する接着剤等、様々な用途への適用が期待されます。 ※AOMAは株式会社日本触媒の登録商標です
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基本情報
【物性情報】 ・化学式：C8H12O3(分子量 156.18) ・外観：無色透明液体 ・沸点：84℃/2kPa ・比重：1.01g/ml ＠20℃ ・粘度：1.57mPa・s ＠25℃ ・水溶解性：難溶 【特徴】 ・モノマー：低粘度で優れた希釈性、迅速なＵＶ硬化性 ・ポリマー：様々な基材への密着性が良好、「硬さ・耐熱性」と「柔軟性・強靭性」の両立 ※詳しくはPDF資料をダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。（２０１９年２月１２日 カタログ更新）
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用途／実績例
・ＵＶ硬化インクジェットインク ・フレキシブルデバイス用コーティング剤 ・粘接着剤 ・３Dプリンティング材料
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企業情報
日本触媒は、グローバルに事業を展開し、人と社会から必要とされる素材・ソリューションを提供する化学メーカーです。 紙おむつや洗剤など生活消費財から、情報ネットワーク事業、次世代電池等のエネルギー、核酸医薬、化粧品等のライフサイエンスまで幅広い分野に貢献しています。 日本触媒は１９４１年の創業以来、自社開発の触媒技術を核に事業を拡大。酸化エチレンやアクリル酸、自動車用・工業用触媒などを世の中に送り出し、現在では紙おむつに使われる高吸水性樹脂で世界１位のシェアを誇っています。 日本触媒は「テクノロジー（技術）」を通じて「アメニティ（豊かさ）」を提供する、という企業理念「TechnoAmenity」のもと、グローバルに活動する化学会社です。 「豊かさ・快適さ」とは、物質的な側面だけではなく、 地球環境との調和や、社会的・精神的豊かさ・快適さも内包されています。 今後も企業理念「TechnoAmenity」を実践することで、 持続可能な社会の実現に貢献し続けます。