新たな溶出試験器のスタンダード
JP17では「皮膚に適用する製剤の放出試験法」が新たに収載されたほか、「参考情報」に「溶出試験装置の機械的校正の標準的方法」が追加され、試験結果に影響を及ぼすと考えられる装置の機械的な変動要因を減らし、試験結果の再現性を確保することがより強く求められています。 本シリーズにおいては、溶出試験に求められる汎用性、安定性、データの信頼性、ユーザビリティを高次元に実現、ブラッシュアップしました。 JP・USP・EP適合。 ・5つの試験法に対応 パドル法、バスケット法、パドルオーバーディスク法およびシリンダー法、イントリンシック法 ・ユーザビリティの進化 ワイドカラータッチパネル、USB出力 ・ユーザーアカウント管理機能による信頼性向上 ・視認性、メンテナンス性の向上 ブラック恒温水槽採用 ・精度を高次元で追求 シャフト回転軸、シャフト回転数制御、温度制御、ベッセル、ベッセル位置調整 ・多彩な溶出試験システム対応 オートサンプラー・フィルターステーション接続やPC制御、 オンラインUV(※)/LC(※)溶出試験システム構築 ※対応製品はお問合せください
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基本情報
・チャンネル数 6または8 ・試験液温度計測 有または無 ・駆動方式 同期駆動または独立駆動 ・回転速度設定範囲 1 rpm - 300 rpm(1 rpmステップ) ・回転速度正確さ ± 1%(1 rpm - 300 rpm) ・温度調整方式 撹拌式恒温水槽(熱源:パイプヒーター250 W×4) ・温度計測方式 サーミスタ ・温度調整範囲 室温+5℃ - 50℃ ・温度調整正確さ ±0.2℃(25℃環境下) ・駆動部上下移動 モーター駆動、高さ調整機能付き ・オートプローブ機構 モーター駆動、採取位置調整機能付き ・タイマー機構 時刻指定(ヒーターONのみ) ・入出力 RS-232C(外部制御)、USB(USBメモリ、プリンター) ・安全対策 空焚防止機能、温度過昇防止機能、漏電遮断機能 ・使用可能温度 15℃ - 30℃ ・使用可能湿度 20 % - 85 % 詳しくは、弊社ホームページより製品ページ・カタログをご覧いただくか、お問い合わせください。
価格帯
100万円 ~ 500万円
用途/実績例
溶出試験および経皮吸収型製剤の薬物放出試験(詳しくはお問い合わせください)
詳細情報
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溶出試験システム構築の例 NTR-SAS-FSTシステム NTR-6600シリーズと、弊社製オートサンプラー(SAS-6100)、フィルターステーション(FST-6000)を組み合わせた溶出試験システム。 ベッセル内試験液を設定時間間隔で採取し、その試験液をフィルターステーション内のフィルターで濾過してバイアルまたは試験管に分取します。
企業情報
富山産業株式会社は、「薬科機器の製造販売」と「理化学機器メーカーの 販売代理店」を主なビジネスとしています。 溶出試験器、崩壊試験器などの薬科機器を豊富に取り揃えておりますので ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。