様々な鋼種に処理が可能!浸炭焼入や通常焼入よりも変形が極めて少ない処理です
当社では『軟窒化処理(タフトライド)』を行っております。 変態点温度(焼入加熱するオーステナイト変態温度)より 低温(一般的に550~580℃)で行うために、 浸炭焼入や通常焼入よりも変形が極めて少ない処理です。 焼入で硬化する現象とは違い、窒素を表面に拡散浸透させ、 表面に窒化鉄化合物層を形成することにより硬化させる処理です。 (焼入の如く鋼の変態を利用し硬化する形態と異なります) 軟窒化は耐疲労強度、耐磨耗性、耐食性の向上を目的としています。 仕上りはねずみ色~白灰色となります。(窒化層の色です) 処理方法は塩浴軟窒化、ガス軟窒化、プラズマ窒化があります。 【特長】 ■軟窒化処理は殆どの材料に処理できる(炭素鋼、冷間圧延鋼、構造用鋼、 ステンレス鋼、鋳鉄など様々な鋼種に処理が可能) ■塩浴窒化のため、少量多品種への適用が容易 ■自社内でタフト後の研磨処理にも対応可能 ■小物精密部品、多品種少量処理も短納期で対応可能 ※詳しくは外部リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。