開環重合することにより得られるグリコール酸/乳酸共重合体
『グリコール酸/乳酸共重合体(PGDLLA)』は、グリコリド(グリコール酸の 環状二量体)とラクチド(乳酸の環状二量体)をモノマーとし、それらを 開環重合することにより得られます。 ラクチドは、その光学活性により3種類(L-ラクチド、D-ラクチド、および、 DL-ラクチド)に分けられるので、当社では、グリコリドとDL-ラクチドの 共重合体を「PGDLLA」と呼んでいます。 当社のBioDegmerは、ISO 13485に適合した設備で生産され、多種多様な 形状に加工でき、医療分野において幅広い用途で使用されています。 【特長】 ■開環重合することにより得られる ■柔軟な加工特性 ■様々な形状への加工が可能 ■性質:難溶性(グリコリド含有量が高いもの) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【仕様(例)】 試験項目:規格 ■ポリマー同定:標準PGDLLAのNMRスペクトルと一致すること ■組成:CGA:CLA =20:80 − 30:70 (mol%) ■分子量(MW):MW = 220,000 − 280,000 ■ガラス転移点(Tg):Tg = 50 − 60 (℃) ■粒度:目開き500 µmの篩いを通過しないこと ※当社の代表的なPGDLLAポリマー(PGDLLA(25:75))の仕様(規格)です。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■メンブレン:歯周組織再生膜、人工硬膜、癒着防止膜、スキャホールド ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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ビーエムジーは、京都大学 再生医科学研究所との長年にわたる強力な連携をベースに、医療分野の動向に適応した新規バイオマテリアル製品の開発に挑戦してきた研究開発型ベンチャー企業です。 創業以来、「より良い医療用バイオマテリアル製品の開発に取り組み、医療分野における革新的なソリューションを提供することにより、世界中の人々の健康に貢献する」という企業理念を実現するために、医用高分子分野にフォーカスし、3つの事業領域において、バイオマテリアル分野における技術の向上と人々の健康をサポートしています。