短時間、簡便、高感度、低コストなDNA挿入位置解析
外来DNAが目的位置も含め、ランダムにホストゲノムへ挿入(ランダムインテグレーション)された位置を決定することが可能です。 ウイルスゲノム挿入部位、ウイルスベクター挿入部位、創薬ターゲットとなりうる融合遺伝子の検索、ゲノム編集におけるオフターゲットノックインなど、外来DNAのホストゲノム上の挿入位置の同定に利用できます。 Tail-PCRやLAM-PCR、サザンブロットなどの従来のトランスジーン挿入位置決定法に比べて、短時間、簡便、高感度、低コストでの解析を実現します。
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基本情報
RAIS法は、トランスジーン特異的なプライマーを設計して、PCRベースでサンプル調製することができます。煩雑な作業を要しないためサンプル調製において人為的間差がなく、また独自の技術により、再現性の高い結果が得られます。目的やターゲットに応じて解析のアレンジが可能です(NGS、サンガーシーケンスいずれも可能)。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
トランスジェニック生物の導入遺伝子位置やゲノム編集ノックインのoff-target挿入の位置を決定することができます。またやウイルスベクターなどによる遺伝子治療の際のホストゲノムへの組み込みの高感度検出に利用できます。
カタログ(2)
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近年の分子生物学の発展により、生物の全ゲノム配列決定やそれに続く遺伝子機能解析などの研究が目覚ましいスピードで展開されています。 このような技術の進歩に伴い、塩基配列分析、リアルタイムPCR、DNAチップなどの分子生物学的技術は、食品分析分野でも広く利用されるようになってきました。 株式会社ファスマックでは、こうした分子生物学的技術を利用して、2001年の設立以来、農水省、厚労省関連機関と共同で遺伝子組換え食品や食物アレルゲンの「日本標準分析法」の技術開発を進めてまいりました。 開発された検査技術は日本のみならず、米国、中国などでも皆様に提供いたしております。 また、ファスマックでは、設立以来、「分子生物学的技術を用いた食品検査法」の国際標準化などの活動にも積極的に取り組んでおり、その技術力は国際的に評価されております。 さらに、世界最大の検査会社の一つであるEurofins Scientific社と提携し、Eurofinsグループの有する高い技術力の導入を進めています。 今後もファスマックは世界水準の新しい検査技術を皆様に提供してまいります。