卓上コーターで塗工後、基材を動かさずに乾燥できます。
卓上コーターTC-3型専用モデルの加熱塗工盤のご紹介です。 塗工後に恒温槽やホットプレートまで移動すると塗工膜が不均一になる問題がありましたが、加熱塗工盤を使用することで塗工した状態で乾燥ができるため塗工膜がきれいな状態を保て塗工結果が向上します。 塗工液の粘度管理や温度管理などにも使用することができます。 【特徴】 1.装置に乗せるだけの簡単設置で乾燥のプロセスを実現 2.樹脂フィラーに対しては軟粘させて塗工を容易にできる。 3.ガラスにヒーターを加硫接着しているため温度分布のムラが小さい 4.温度コントロールは温度調節計で簡単。 5.後から追加で購入しても取付できる。
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基本情報
※本製品は受注生産品のため、約1~2か月の納期が発生します。 塗工後の乾燥は通常基材を持ち上げ恒温槽やホットプレートに移動させて乾燥することが一般的でしたが、加熱塗工盤を装置に取り付けられるようにしました。 塗工後に基材を移動すると液が流れてしまい、不均一な状態で乾燥することになるため、正確な評価をすることができませんでした。 そこで弊社は加熱塗工盤を装置に乗せるだけと簡単に設置できる構造を持たせ、既にご購入いただいているお客様にも追加で取り付けられるよう工夫しました。 また乾燥目的以外でも軟粘させる目的で加熱させることもできるので接着剤や粘着剤を取り扱うお客様にも好評いただいてます。
価格情報
詳細はお問い合わせください。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
※受注生産品のため、1~2ヶ月の納期となります。
用途/実績例
・塗布後の乾燥 ・スラリーやフィラーの軟粘 ・スラリーやフィラーの加熱 【納入実績】 大学(東京・神奈川・埼玉・愛知・福島・京都) 企業(化学メーカー・薬品メーカー・電池メーカー・ゴムメーカー・半導体メーカー)
詳細情報
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卓上コーターTC-3用の加熱塗工盤の校正はラバーヒーターを取付けたヒーターガラスと断熱材、温度調節計の3つの部材で校正されます。
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卓上コーターに加熱塗工盤を搭載して80度まで加熱した際の温度状況をサーモグラフィーカメラで撮影しました。
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卓上コーターに加熱塗工盤を搭載して120度まで加熱した際の温度状況をサーモグラフィーカメラで撮影しました。
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卓上コーターに加熱塗工盤を搭載して150度まで加熱した際の温度状況をサーモグラフィーカメラで撮影しました。
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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TC-3 | 卓上コーターのTC-3型はA4サイズまでの塗工wぽ目的とした装置です。卓上コーターが電池向けに販売して一躍注目されたのはTC-3型です。 |
TC-100S | Smart卓上コーターは超小型で100mm角までの塗工を目的として開発されました。 新型の卓上コーターは真空吸着盤が標準搭載され、グローブボックス内にも設置できるほどコンパクトな装置にしました。 装置サイズはほぼA4サイズのため設置場所を選ばず、また10kg以下のため装置を移動するのも容易です。 |
TC-1 | 卓上コーターTC-1型は大面積の塗工を目的としてA3サイズの評価までを可能にしたモデルです。 セッティングできる塗工治具は卓上コーターシリーズと同様、他社製の塗工治具も設置可能のため、現在保有している塗工治具も無駄になることはありません。 |
カタログ(4)
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有史以来、人間が求めてきた科学技術の進歩は、今やとどまるところを知りません。今日の繁栄は、人間がゆえに成し得た偉業であり、絶え間ないチャレンジ精神と常に新しいものを創造し続ける姿勢に培われたものです。これこそが業界のスペシャリストとしての弊社創業以来テーマでもあります。最新技術に先取の気質を持って望み、高精度・高信頼度を誇るオリジナリティあふれる製品開発に取り組んでいます。 しかしながら、どんなに高度化した環境にあっても、技術は人に寄与するものであって、人間なくして技術は語れません。技術が人間に近づき、調和することが将来のテクノロジーの形と考えます。ハードが充実した時代にこそヒューマニティが重視されなければなりません。三井電気精機は、”ヒューマニティと技術の融合”を目指し、来たる世紀へ夢を持ち続けます。